【陸上】日本選手権きょう開幕 男子100m2枠目争う柳田、小池ら 桐生の復調は?/見どころ

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2024年06月27日 08:32  日刊スポーツ

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陸上日本学生個人選手権 男子100メートル準決勝で追い風参考ながら9秒97をマークし、公認記録とならずに悔しがる東洋大・柳田(2024年6月15日撮影)

陸上のパリオリンピック(五輪)代表選考を兼ねた日本選手権が今日27日、新潟・デンカビッグスワンスタジアムで開幕する。


注目の男子100メートルの出場枠は残り2枠。パリ代表に内定済みのサニブラウンや出場を断念した東京オリンピック(五輪)代表の山縣、多田が不在の中、2枠目争いの1番手には20歳の柳田がつける。


今季はシーズン初戦で自己タイの10秒02を記録。今月15日には追い風3・5メートルの参考記録ながら9秒97をマークした。世界選手権に22年から2大会連続出場の坂井は、5月に10秒10を記録。自己ベスト9秒98の小池は4月に10秒11、6月に10秒15を出した。五輪3大会連続出場がかかる桐生は今季ベストが10秒36で、どこまで復調できるかが鍵となる。


同じく残り2枠の男子110メートル障害は、日本記録保持者の村竹に注目。走り幅跳びは男子の橋岡、女子の秦ともに、優勝すれば一発内定となる。女子やり投げは、昨夏の世界選手権金メダルでパリ行きを決めている北口が出場。22日に今季ベストの64メートル28をマークしており、本番に向けさらに弾みをつける一投が期待される。


◆パリ五輪代表内定条件 各種目の出場枠は最大3。30日までに参加標準記録を突破した上で、優勝すれば即内定。標準未突破や2位以下でも、今大会の成績や6月末時点の世界ランキング次第で代表入りとなる。

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