【アメフト】日本快挙!U20世界選手権で米国撃破!国際連盟主催大会で本場に勝つのは史上初!

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2024年06月27日 12:54  日刊スポーツ

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U20世界選手権 米国戦でTDランを挙げた日本RB漆原大晟(C)日本アメリカンフットボール協会

<アメリカンフットボールU20世界選手権:日本41−20米国>◇26日(日本時間27日)◇準決勝◇カナダ・エドモントン



日本が米国を41−20で破った。国際アメリカンフットボール連盟(IFAF)主催の世界大会で本場に勝つのは史上初の快挙。大会としても、前身の世界ジュニア選手権、U19世界選手権から6度目の出場にして初の決勝進出を果たした。


日本は第1クオーター(Q)に先制。相手エンドゾーン内でこぼれたボールをLB東駿宏(関西大)が押さえてタッチダウン(TD)を挙げると、RB蓑部雄望(立命館大学)のTDランで加点。さらにDB東田隆太郎(関西学院大)のインターセプトで得た好機に、QB小林伸光(日本大)がWRリンスコット・トバヤス(関西学院大)へTDパスを決めて20−0といきなり大量リードを奪った。


第2QもRB漆原大晟(立命館大)のTDランで7点を追加。その後は米国の反撃を許したものの、第3QにRB漆原が、第4QにRB後藤駿虎(近畿大)がそれぞれランでTDを挙げて米国を突き放した。試合の最優秀選手(MVP)にはQB小林が選ばれた。


今回は、新型コロナウイルス感染拡大の影響による延期を経て2018年以来6年ぶりの開催。日本は過去5大会に全て参加し、09年大会と12年大会の3位が最高成績だったが、初の2位以上を確定させた。


監督は、都立西高から早稲田大、リクルート(現オービック)シーガルズで活躍した大橋誠氏(59)。シーガルズのヘッドコーチ(HC)としても10〜13年に日本選手権を4連覇するなど、計6度の日本一に導いている名将が若き日本を指導中だ。現在は中京大のHCも務めている。


コーチ陣も、そうそうたる顔ぶれ。オフェンスコーディネーターの藤田智氏(京都大)をはじめ、昨年12月に前人未到の甲子園ボウル6連覇を遂げた関西学院大の大村和輝監督に、立命館大やパナソニック・インパルスで輝いたQB高田鉄男氏らがオフェンスコーチを務める。ディフェンスコーチにも古庄直樹氏が名を連ねている。


勢いそのままに世界の頂点へ。日本は30日午後5時(日本時間7月1日午前8時)から行われる決勝で、大会3連覇を目指す地元カナダと対戦する。

このニュースに関するつぶやき

  • そういえば今年初旬にアイシールド21の新作を読んだような…(^^;
    • イイネ!2
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