ロート製薬から新ヘアケアブランドが誕生　髪悩みの根本原因にアプローチ

　ロート製薬が、スキンケアの研究知見と技術を頭皮や毛髪に応用した新ヘアケアブランドを立ち上げる。うねり・広がり･ごわつきなどのクセのある髪をまとまりやすくする「ギュット（Gyutto）」と、頭皮の乾燥や髪内部のタンパク質不足にアプローチする「プロリー（PRORY）」の2つのブランドをローンチ。ギュットは7月1日にECサイト、8月30日に全国のロフトで先行発売し、9月14日から全国のドラッグストア、ロート通販などで販売する。プロリーは9月2日にECサイト、ロート通販で発売する。

　これまでロート製薬は、フケ・かゆみ等の悩みにアプローチする「メディクイックH」シリーズや、発毛剤「リグロ」シリーズなどのヘアケア製品を通じ、頭皮の疾患や、髪の深刻な悩みに特化した提案をしてきた。単なる表面的な対処ではなく、根本原因にアプローチすることで、今だけでなく未来も健やかで美しい髪の実現を目指している。頭皮の脂肪幹細胞に関する研究や、髪のうねりや広がりが起きている毛髪内部の分析を大学との共同研究を行うなど、頭皮や髪の構造に関する研究を進めている。
　今回、ロート製薬が行ったアンケート調査で30〜50代女性の77％が「年齢を重ねるごとにパサつき、ツヤのなさを感じている」、62％が「年齢を重ねるごとにうねりを実感している」と回答。一方で、「自分に必要なヘアケアがわからない」と半数以上が答えた。こういったアンケートから、髪のパサつき、ツヤのなさ、うねりなど、年齢とともに気になる髪悩みに応えるため、新ブランドを立ち上げる。
　ギュットからは、ダメージで引き起こされる、うねりや広がり、ごわつきなどの大人のクセ髪をケアするヘアマスク「ギュットコルセットヘアマスク」（200g 税込1485円 ※編集部調べ）が登場する。独自開発の「コアコルセット技術」搭載で、うねり補正成分が髪の芯に、コントロールコート成分が髪表面にアプローチし、ダメージでうねった髪1本1本の質感を改善する。
　プロリーは、パサつき、ツヤのなさ、うねり、広がり、といった年齢とともに気になる髪悩みを全方位から補修し、根元から毛先までうるおいで満たし、ツヤのある髪へと導く。髪を内部から構成するタンパク質からヒントを得て開発した「ステムプロテインCP」を配合し、5種類のプロテイン由来の機能性保湿成分が髪にうるおいを与える。「プロリー モイストリペア トリートメントセラム」（180mL 同4950円）、「プロリー モイストリペア シャンプー」（400〜450mL 同2420〜2640円）、「プロリー モイストリペア トリートメント」（400〜450mL 同2420〜2640円）を揃える。

◼️ギュット：公式サイト ◼️プロリー：公式サイト