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<陸上:日本選手権>◇29日◇第3日◇新潟・デンカビッグスワンスタジアム◇女子100メートル障害準決勝
準決勝2組で昨夏の世界選手権代表の田中佑美(25=富士通)が、12秒85(向かい風0・3メートル)の自己ベストで同組1位通過した。同組2位の寺田明日香(34=ジャパンクリエイト)も12秒98で12秒台をマークした。
田中は予選でも12秒91(追い風0・6メートル)と12秒台をマーク。準決勝では従来の自己記録12秒89を0秒04更新した。
もっとも準決勝1組で22年世界選手権代表の福部真子(28=日本建設工業)が、12秒75(追い風0・8メートル)をマークして、パリ五輪参加標準記録(12秒77)を突破していたため「福部さんに続くぞと思ったけど……こんなにうれしくない自己ベストは初めて」と、レース後の田中に笑顔はなかった。
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