【陸上】東京五輪代表の津波響樹、計測ミスで異例の飛び直し　走り幅跳び決勝

＜陸上：日本選手権＞◇29日◇第3日◇新潟・デンカビッグスワンスタジアム◇男子走り幅跳び決勝

21年東京五輪代表の津波響樹（26＝大塚製薬）が、5回目のジャンプを“計測ミス”で飛び直す珍しいハプニングがあった。

この時点で記録は7メートル84。すでにパリ五輪参加標準記録を突破している同じ東京五輪6位入賞の7メートル95につぐ2位だった。

津波の5回目の再ジャンプは踏み切りに失敗してファウル。事実上、通算7回目となった6回目の最終跳躍もラインのかなり手前で踏み切って7メートル90。記録は伸ばしたが、橋岡には届かず2位に終わり、五輪参加標準記録（8メートル27）に届かなかった。