記者の質問に答えるウルフ・アロン(代表撮影)柔道のパーク24所属3選手が29日、都内での合同取材に応じた。
男子100キロ級の2連覇が懸かるウルフ・アロン(28)は「淡々と稽古をこなし、毎日の練習と同じように試合を迎える」と泰然自若だった。強豪ロシア勢が五輪参加を拒否する意向を示したことには「その質問、全柔連NGです」とかわしつつ「できる準備をしていくだけ」と冷静に構えた。
73キロ級の橋本壮市(32)は日本柔道最年長の32歳で出場。初の大舞台まで、取材中に涙したほどの苦闘を振り返り「集大成。感謝の気持ちを込めたい」と意気込んだ。