【陸上】サッカー久保建英のいとこ、久保凜が女子800m初優勝「ラスト250mからスパート」

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2024年06月30日 17:00  日刊スポーツ

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女子800メートル決勝 ラストスパートをかける久保(右)(撮影・垰建太)

<陸上:日本選手権>◇30日◇最終日◇新潟・デンカビッグスワンスタジアム◇女子800メートル決勝



昨夏の全国高校総体(インターハイ)女王の久保凛(東大阪大敬愛高2年)が、女子800メートルで初出場初優勝を飾った。


250メートル付近からロングスパートをかけて、ラスト100メートルで女子1500メートル、5000メートルの2種目でパリオリンピック(五輪)代表に内定している田中希実(ニューバランス)らを一気に引き離して、2分3秒13の自己ベストで優勝した。


「最初の100メートルで前に行かれたので、落ち着いてラスト250メートルからスパートする走りをしようと思った」と久保。高校生が同種目の頂点に立つのは16年福田翔子以来8年ぶり。


29日の予選でも全体トップの2分3秒60をマーク。序盤から先頭でレースを引っ張り、同組で出場したに先着していた。


サッカー日本代表MF久保建英のいとこ。1分59秒30の五輪標準記録には届かなかったが「標準記録突破を目指していた。もっと練習を積んで世界で勝てるようになりたい」と未来を見据えていた。

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