【陸上】中島佑気ジョセフ連覇も「標準記録切るのを目標にしていたので悔しい」男子400m

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2024年06月30日 18:26  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

男子400メートル決勝、優勝し笑顔を見せる中島(撮影・垰建太)

<陸上:日本選手権>◇6月30日◇第4日◇新潟・デンカビッグスワンスタジアム◇男子400メートル決勝



昨年の覇者で世界選手権2大会連続出場の中島佑気ジョセフ(22=富士通)が45秒51で連覇を達成した。


残り100メートルで日本歴代3位の44秒88の記録を持つ佐藤風雅(ふうが、28=ミズノ)に競り勝って優勝した。パリ五輪参加標準記録(45秒00)を突破できず、「標準記録を切るのを一番の目標にしていたので悔しい。ラスト120メートルで切り替えて、より強くフィニッシュしようと思っていた」と、レース直後は悔しそうな顔を見せた。


昨年は日本選手権で初優勝。世界選手権(ブダペスト)では準決勝で日本歴代5位の45秒04をマークした。今春、東洋大を卒業して富士通に入社。昨年11月から米カリフォルニア大でトレーニング。29日の予選では取り組んできたコンパクトな走りで45秒16でトップ通過。「レースの組み立てを徹底してたたき込んできた。自信を持って挑めた」と手応えを口にしていた。


参加標準記録は切れなかったが、パリ五輪へは世界ランキングで出場が濃厚。「出場を願うしかない。マイル(1600リレー)メンバーでも昨年の世界選手権のリベンジをしたい」と話した。


2着に入った佐藤風雅もパリ五輪出場が濃厚。

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