<陸上:日本選手権>◇6月30日◇第4日◇新潟・デンカビッグスワンスタジアム◇女子走り幅跳び決勝
日本記録(6メートル97)保持者の秦澄美鈴(28=住友電工)が、6回目の跳躍で6メートル56(追い風1・4メートル)をマークして4年連続5回目の優勝を飾った。すでにパリ五輪参加標準記録を突破している秦はパリ五輪代表に内定した。
昨年7月のアジア選手権で6メートル97を跳んで、17年ぶりに日本記録を樹立。
今季は武器だった踏み切りが、なかなかかみ合わなかったが、5月12日の木南記念(大阪)で自身の大会記録を更新する6メートル72(追い風0・1メートル)で制し「助走のイメージが固まってきて、再現できるようになっている」と手応えをつかんでいた。
2度目の出場となった23年世界選手権は6メートル41で自己ベストより50センチ以上も及ばなかった。「パリでは決勝に進んでベスト8、上位入りを狙って頑張っていきたい」と笑顔で気合を入れた。
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