キングヘイロー産駒5年ぶりのJRA重賞制覇へ 福島巧者の息子が七夕賞参戦

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2024年07月01日 19:15  netkeiba

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重賞初制覇を目指すリフレーミング(今年5月撮影、ユーザー提供:璃梨さん)
 父に5年ぶりのタイトルを届けるか。キングヘイロー産駒のリフレーミング(牡6、栗東・鮫島一歩厩舎)が、七夕賞(3歳上・GIII・芝2000m)で重賞初制覇を狙う。

 リフレーミングは父キングヘイロー、母ヒーリング、母の父バトルプランの血統。ここまで27戦5勝。3勝クラスでは惜敗が続いていたが、3走前の湾岸Sで2年1カ月ぶりの勝利を手にした。続く前々走の福島民報杯でも鮮やかな直線一気を決めて、あっさりとオープン初勝利。前走の新潟大賞典も5着とはいえ、前有利の展開の中、しっかりと脚を使っていたので、決して悪い内容ではなかった。今回の舞台となる福島芝2000mは2戦2勝と大得意。充実期であることに加え、条件も絶好とあれば、十分にチャンスがあるだろう。

 血統面でも注目となる。キングヘイロー産駒はこれまでJRA重賞を14勝。しかし、19年の北九州記念をダイメイプリンセスが制して以降は15連敗中なのだ。JRAに残る産駒はリフレーミング、ヴィジョンオブラヴ、デストロイの3頭のみ。現役の稼ぎ頭が、天国の父に吉報を届けられるか。自慢の末脚が炸裂することを期待したい。

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