デジタルマーケティングが進化する現代、メルマガ施策は効果的なのだろうか。
【画像】メルマガでどんなコンテンツを配信しているか、メルマガの開封率(計5枚)
リサーチデータマーケティングサービス「リサピー」を運営するIDEATECH(東京都港区)は、メルマガ施策に携わるB2B企業の会社員を対象に、メルマガの成果に関する調査を実施した。
その結果、メルマガを送る頻度として最も多かったのは「月に2〜3本」(29.1%)で、「週に1本」(24.3%)、「月に1本以下」(22.3%)と続いた。
現在メルマガで配信しているコンテンツを尋ねたところ、「商品・サービス情報」(57.3%)と「自社サービス導入事例」(54.4%)が、それぞれ半数以上を占めた。
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その他では「ホワイトペーパー」(47.6%)、「ブログ記事」(43.7%)などの配信に活用していることが分かった。実際にメルマガの開封率は、どのくらいの割合なのか。
●メルマガの開封率、クリック率は?
メルマガの開封率は「11〜20%」と「21〜30%」が、ともに24.3%で最多だった。一方で「6〜10%」が13.6%に対して「41%以上」が12.6%と、企業によりバラつきが見られる結果となった。
また、クリック率は「1〜5%」が最多で24.3%、「6〜10%」が17.5%、「21%以上」が15.5%だった。
メルマガ配信後のインサイドコールの実施件数についても調査した。「6〜10件」(21.4%)が最も多かった。「1〜5件」(16.5%)や「11〜20件」(13.6%)、「実施していない」(19.4%)という声もあった。
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全体の約6割が「メルマガで成果を感じている」(かなり感じている:18.4%、やや感じている:40.8%)と回答しており、依然としてメルマガ施策は有効な手段の一つであることが読み取れる。
●メルマガで感じた成果 1位は「Webサイトへのトラフィックの増加」
「メルマガで成果を感じている」と回答した61人に、「どのような成果を感じたか」を尋ねた。「Webサイトへのトラフィックの増加」(59.0%)、「認知度向上」(54.1%)、「商談獲得」(52.5%)、「セミナー参加者の増加」(52.5%)が、それぞれ半数以上挙げられた。
メルマガの成果を得るために注力していることで最も多かった意見は、「添付するコンテンツの制作」(57.3%)だった。以降「文面の作り込み」(54.4%)、「配信タイミング」(54.4%)、「配信頻度」(44.7%)と続いた。
調査はB2B企業でメルマガ施策に携わっている会社員103人を対象にインターネットで実施した。期間は2024年5月14〜15日。
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