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■巨人のワースト外国人を語る
元木氏が巨人の外国人選手を語った今回の動画。同氏は「ワースト選手もいる。ルイス」と1997年に在籍したルイス・デロスサントス氏を挙げる。
その後、ルイス氏の成績が「39試合、打率2割3分7厘、ホームラン0本、14打点、27安打」であることが紹介された。
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■「台湾のイチロー」の触れ込みだった
ルイス氏について「彼が来るときのネーミングが『台湾のイチロー 』で来たのよ。『やべえじゃん』と思ってさ。台湾で4割ぐらい打ったって言ってのかな。『なに、台湾のイチロー』って。勝てるわけねえじゃんと思ってさ、サードで」と元木氏は語る。
さらに「2月、一緒にキャンプインして、サードで一緒に守るから見ていてさ、すっげえ動きが鈍いの。紅白戦とかも全然打たなかったの。言ったのが『まだね、体ができてない』と『俺はもう開幕に向けて調整してるから』て言って。イチローって言ったら、足速いってイメージあるじゃん。足が遅いし、 いつできるんだこいつと思ってさ」と振り返った
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■ストレスがたまるほど…
元木氏はルイス氏のプレーについて「結局ノックとか見てていも、すっげえ取ってからも遅いし。普通のサードゴロをシーズンに入ったら、普通のサードゴロをのんきにとってのんきに投げるから、内野安打ばっかりになっているのよ」と回想。
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続けて「結局39試合しか持たなかった。だから1カ月半ぐらいかな。そこから俺が代わりに出るようになって」ポツリ。同氏の1997年の成績が2割8分2厘、102試合出場だったことが紹介される。
これに元木氏は「ルイスがいたからさ、4月、5月ぐらいはずっとベンチにいたんだよ、 俺。それであののんきなプレーを見てて、すげえストレスがたまった。よく気持ちを切らさなかったなと思う」と語った。
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■戦力になることができなかったルイス氏
ワーストに挙げられてしまったルイス氏。来日当初は当時の長嶋茂雄監督も期待を寄せていたほか、解説者陣の評価も高かった。
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ところが蓋を開けてみると守備でエラーを連発。走力もなく、バッティングでもホームランを打てなど、戦力になることができず。チームも清原和博氏・松井秀喜氏・仁志敏久氏など強力な選手が揃っていたが、Bクラスの4位に終わった。
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■現在は台湾で後進の指導
翌年は再び台湾プロ野球に戻り、首位打者を獲得し輝きを取り戻す。日本ではさっぱりだったが、台湾では伝説的外国人選手となった。
現在は台湾の台鋼ホークスでバッティングコーチを務め、後進の指導にあたっている。
■元木氏が巨人のワースト外国人を語る
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(文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治)