伊豆箱根鉄道が三島〜修善寺を結ぶ駿豆線に「タッチ決済」乗車サービスを導入 2024年内に

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2024年07月02日 15:31  ITmedia Mobile

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伊豆箱根鉄道が駿豆線向けに導入した、最新の自社オリジナル車両「3506編成」(1997年製)

 伊豆箱根鉄道、三井住友カード、ジェーシービー、日本信号とQUADRACは7月2日、伊豆箱根鉄道の「駿豆線」(三島〜修善寺間)において、2024年度内をめどにクレジットカード/デビッドカード/プリペイドカードのタッチ決済(EMVコンタクトレス決済)による乗車サービスを導入することを発表した。具体的なサービス開始時期は後日改めて発表される。


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 なお、伊豆箱根鉄道の「大雄山線」(小田原〜大雄山間)と、同社子会社の伊豆箱根バスの路線バスでは、本サービスの導入予定はない(※1)。


(※1)大雄山線と伊豆箱根バスでは、既にPASMOと、PASMOとの相互利用に対応する「交通系ICカード」による乗車サービスを提供している。余談だが、駿豆線に接続する他の鉄道(JR東海道線)やグループ外のバス会社(東海バス、富士急シティバス)は、既に交通系ICカードを導入済みだ


●駿豆線での乗車サービスについて


 タッチ決済よる駿豆線への乗車サービスは、三島〜修善寺間の全駅に導入される。以下の決済ブランドのタッチ決済対応カード、または「Apple Pay」「Google Pay」によるタッチ決済を設定したスマートフォンで乗車可能だ。


・Visa


・JCB


・American Express(AMEX)


・Diners Club


・Discover


・UnionPay(銀聯)


 Mastercardブランドへの対応は「順次追加予定」となっている。


 タッチ決済で乗車する場合、利用者はカードまたはスマホを改札窓口、またはポールに備え付けられたカードリーダーにタッチして利用する。利用履歴を確認したい場合は、QUADRACが提供するWebサービス「Q-move」への会員登録が必要となる。


 なお、JR線と直通運転を行う「特急踊り子号」は、タッチ決済での乗車はできない。別途、乗車券(または有効な区間の定期券)と特急券を購入して乗車する必要がある。


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