数あるテレビアニメの中でも、ミステリーやサスペンス系のアニメはどんどん引き込まれて、目が離せない魅力があります。今回は、「一気見したくなるミステリー・サスペンスアニメ」3作品を紹介します。
いずれも「Amazonプライム・ビデオ」で視聴可能なので、気になる作品はぜひチェックしてみてください。
●一気見したい「ミステリー・サスペンスアニメ」1:ジョーカー・ゲーム
柳広司さんによる短編小説が原作の、スパイを描いた『ジョーカー・ゲーム』。アニメ化のほかに実写映画化、コミカライズもされています。
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昭和12年秋、世界大戦が始まってしまうかもしれないという雰囲気のなか、スパイ養成学校「D機関」が設立されました。訓練生たちは互いの素性を知らされないまま、スパイに求められるさまざまな訓練を受けます。
そして、D機関を卒業した面々は後にスパイとして活動を始めるようになり、東京、上海、ロンドンといった大都市をはじめ、世界中を暗躍することになって……。
現実味がないようで、どこかリアルにも感じられる、スパイをテーマにした物語ならではのハラハラ感を存分に味わうことができます。アクションも見どころですが、ミステリーがしっかり描かれていて見応えもばっちりです。
もちろん原作は連作短編なので、気になる人は他のミステリー作品も楽しむことができます。アニメ『ジョーカー・ゲーム』をきっかけにぜひチェックしてみてください。
●一気見したい「ミステリー・サスペンスアニメ」2:亜人
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『亜人』は桜井画門さんによる漫画で、全17巻で完結しています。2015年〜2016年には劇場3部作としてアニメ映画が上映された他、2017年には実写映画も公開されました。テレビアニメは2016年に2クールにわたって、全26話が放送されました。
17年前のアフリカの戦場で発見された「亜人」。亜人は死ぬことがない新生物として知られ、一方で人間らしい生態を持つことも分かってきました。そんな中、永井圭は、交通事故に遭い一度死亡しますが、すぐに生き返ったことで亜人と判明し、政府に追われることになり……。
漫画や実写映画で知っている人も多いと思いますが、アニメの特徴は、後半にかけてオリジナルのストーリーが描かれていることです。とくに終盤にかけては主人公・永井と、亜人でテロリストである佐藤との戦いが主に描かれますが、設定や関係性はそのままに、原作とは違ったアニメならではの結末を迎えています。
全26話と決して短くはないですが、ハマってしまうと一気見してしまうこと間違いなし。週末、連休など時間に余裕がある時に見始めるとよいかもしれません。
●一気見したい「ミステリー・サスペンスアニメ」3:憂国のモリアーティ
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『憂国のモリアーティ』は竹内良輔さん、三好輝さんによる漫画が原作で、既刊19巻となっています。タイトルからも分かる通り、コナン・ドイルの「シャーロック・ホームズ」シリーズを原案に、ホームズの最大の宿敵であるモリアーティ教授を主人公にした物語です。
舞台は、階級制度が根付いている、大英帝国時代のロンドン。貴族の都合で弟のルイスとともにモリアーティ家に引き取られ、育てられることになったウィリアムが主人公です。非凡な頭脳を持ったウィリアムは、ルイスやモリアーティ家のアルバートとともに国を変えるためにさまざまな策を講じます。
「シャーロック・ホームズ」シリーズを知っている人にとっては、モリアーティ教授の視点から新しい物語が紡がれていくのはたまらない展開でしょう。使用人であるセバスチャン・モランやシャーロック・ホームズ、ジョン・ワトソンなどおなじみのキャラクターたちを、コナン・ドイルの原作とは違った形で本作でも堪能できます。
ここで紹介した3作品は、作品によって実写映画化やミュージカル化、舞台化などもされていて、さまざまな角度から楽しめるようになっています。まだ物語を知らない人は、まずはアニメから見始めてみるのもおすすめです。
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