フェンシングのパリ五輪日本代表が2日、都内で行われた壮行会に出席し、記者会見を開いた。
日本選手団全体の旗手を務める女子サーブルの世界選手権2連覇剣士、江村美咲(25=立飛ホールディングス)は、セーヌ川で行われる開会式へ「想像もつかない…ワクワク」。2度目の祭典で日本の女子初、個人初、種目初の金メダルを目指す。日本は全6種目のうち初めて4種目で団体出場枠を獲得。海外五輪で最多となる18選手は、この日初めて一堂に会した。
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展望 女子サーブルは、世界ランク1位の江村が金メダル最有力候補。開催国の大声援を受ける同2位バルゼが難敵。東京五輪は3回戦で仏選手に敗れただけに借りを返したい。団体は国際大会で銀が最高。初の頂点で2冠を果たせるか。
男子エペは、東京大会で日本初の金に輝いた加納、見延、山田が健在。以降3年間の国際大会も個人、団体ともに表彰台の常連だ。一時は世界1位(現在3位)だった加納が、団体戦で締めのアンカーを務める。
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お家芸フルーレは、団体で男子が世界1位、女子が4位。個人も男子の松山が5位で、世界ジュニア王者の飯村が9位と充実。ダブル表彰台も視野に入る。日本初の1大会「複数」メダルへ、青木雄介監督は「過去最強布陣を持って歴史を変えたい」と燃えている。
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