【U23日本代表】OA選出なし「希望は当然あった」が「交渉は困難を極めた」山本ND

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2024年07月03日 15:12  日刊スポーツ

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パリ五輪に出場する選手発表会見に臨むU−23日本代表大岩監督(撮影・江口和貴)

日本サッカー協会(JFA)は3日、都内でU−23(23歳以下)日本代表パリ五輪(オリンピック)メンバー18人を発表した。交渉を進めてきた最大3枠の24歳以上のオーバーエージ(OA)は活用しなかった。OAゼロは08年北京大会以来16年ぶりとなる。


A代表の主将MF遠藤航(31=リバプール)ら、複数の日本の主力を予備登録リストには入れていたが、クラブから派遣許可を得られなかった。


大岩剛監督(52)は「(OAを含め)いろいろな制限がある中で、我々が招集することができる最高の18人+バックアップ4人を選んだつもり」と言及した。


山本昌邦ナショナルチームダイレクター(66)は「OAの現場からの希望は当然あった」と認めつつ、選出に至らなかった要因に言及。「1年以上かけて海外組の調整は進めてきた。選手の意思、クラブの了承も得なければならない。移籍が関わってくると現クラブとその先のクラブが7月から動き始めることで確認を取らなければいけない。移籍先が決まらなければそこの交渉もできない。7月のこのタイミング(で締め切りがあり)交渉は困難を極めた」と説明した。


「五輪での6試合の経験値で素晴らしい経験を遂げてくれる。伸びしろがある、成長に必ず力になってくれると確信している」と期待を寄せた。

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