ご祝儀2万円に「そんなに出さないとダメかな〜」と言ってきた友人と絶縁した女性【前編】

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2024年07月04日 11:50  キャリコネニュース

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「私は40過ぎて遅い結婚をしました。夫の希望で家族だけの結婚式を行い、双方の親戚や友人にはハガキで結婚のお知らせを出したのですが、その中で一人だけ『ズルい』と嫌味を言って来た人がいたのです」

こう切り出したのは、千葉県に住む60代の女性(サービス・販売・外食/年収200万円)だ。会社の同期だという「友人A子」と絶縁するまでのいきさつを語った。「お金の使い方にはその人の本性が出る」と振り返る投稿者。その友人は周囲の評価をかなり気にする人だったようだ。女性によれば、「ちょっとおだてられるとすぐ調子に乗って、どこまでも高い木に登っちゃう自惚れタイプ」だったという。それが高じて「周りを見下す悪い癖」もあり、

「物事が自分の思う通りにならないといじけて自分の殻に閉じ籠り、叱られるとヘソを曲げて何日も口を利かない」

という一面もあった。「性格にかなり問題のある人」だったという。というのも、20代後半の頃「同僚の間で結婚ラッシュが起きた」ときのこと。A子は、同期に先を越されるたびに悔しさが隠せなかったそうだ。

「結婚する本人の前では見栄を張って『おめでとう』と一応普通を装うものの、何故か私とふたりだけになると大きなため息をついて、あからさまにガッカリして見せるのです」

プライドの高さから、同僚の結婚を素直に喜べなかったのだろう。また、相次ぐ結婚に仲間内で「ご祝儀の金額を揃えよう」という話になり、当時の相場だった2万円に決まった。だが、A子は2人になると

「そんなに出さないとダメかな? 出来れば安く済ませたいんだよね〜」

と言ってきたそうだ。女性はこのセリフを聞いた当時の心境をこう回想する。

「日頃の自分のための出費はザルなのに、ですよ?お金の使い方にはその人の本性が出るんだな、って学んだ出来事でしたね」

(文:國伊レン)

「それじゃ世の中通用しないよ」といった忠告を何度もしていたが…

もちろん女性はA子とは「根本的に性格も物の考え方も合わなかった」という。自分は「筋の通らないことに対してはキッチリと物申すタイプ」だと語る。そのため、前述のご祝儀の件をはじめ、A子の行動に対して「それじゃ世の中通用しないよ」といった忠告を何度もしていた。しかし、聞く耳を持たれなかったそうだ。

「うざったい奴、くらいに思ってたんじゃないでしょうか? だけどA子は自惚れ屋だけにおだてに物凄く弱くて、キャッチセールスだとか、怪しげな自己啓発セミナーだとかに引っかかっては、お金を巻き上げられたりと何度も痛い目に遭っているんですよ」

自身は、おだてられても「口先だけ」と見抜けるため、おだてに引っかかるA子を「冷ややかに見て」いたという。しかし、A子にとっては「私のそういう態度も気に入らなかったんでしょう」と振り返る。

冷たく見られて面白くなかったのだろう。A子は何かにつけて女性を見下した態度をとるようになったそうだ。当然、女性も不満を抱き、そんな関係性が続く中「同期の中で二人だけがご縁のないまま40代へ突入」したという。ところが、あるとき一つの変化が訪れる。

「そんな中での私の結婚話です。私に対して、日頃から当たりのキツイA子が、素直におめでとうを言うはずがありません」

ここから2人の関係性はさらに悪化していく。【後編に続く】

キャリコネニュースでは「友人と絶縁したことがある人」をテーマにアンケートを行っています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/LQ1RHMHG

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