【陸上】青木涼真「10番以内目標に」3000m障害パリ五輪内定 昨夏の世界選手権超えへ

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2024年07月05日 07:37  日刊スポーツ

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ホンダ陸上競技部の公開練習に出席した男子3000メートル障害の青木(撮影・藤塚大輔)

陸上男子3000メートル障害でパリオリンピック(五輪)代表の青木涼真(27)が4日、所属先のホンダが開いた取材会に出席し、2度目の五輪での上位進出を誓った。


6月末の日本選手権を初制覇し、この日は2大会連続の五輪代表に内定。「ホッとしているが、本番で結果を出すことが大事」と気を引き締めた。


埼玉県立春日部高で3000メートル障害を始め、3年時には全国高校総体(インターハイ)で8位入賞。法政大進学後は生命科学部で勉学に励みながら、同種目を継続した。箱根駅伝にも4年連続で出走し、2年時には山登りの5区で区間賞も獲得した。


ホンダ入社後も鍛錬を重ね、21年には東京五輪に出場。初の大舞台は予選敗退となったが、昨夏の世界選手権では決勝に進出した。ただ、14位にとどまっただけに「良い順位は取れていない」と慢心はない。


パリでは「1つ上のステップとして、10番以内を目標にしている」とさらなる高みを目指す。3000メートル障害の魅力を「タイムを削るための要因が、何個もある種目。多方面からアプローチできる」と語る27歳。今後は国内の高地合宿などで調整予定で「背伸びをせずに地に足をつけた調整をしたい。自分の100%の状態でリラックスして臨みたい」と本番までの道筋を思い描いた。

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