ドナルド・トランプ前米大統領が7月13日、ペンシルベニア州での選挙集会中に銃撃された30分後、米Xのオーナーで1.8億人のフォロワーを持つイーロン・マスク氏は自身のアカウントで「私はトランプ大統領を全面的に支持する」と、トランプ氏支持を明言した。
同氏はそれまで、他の大手企業トップと同様に、どの大統領候補を支持するか明言していなかった。3月には「はっきり言っておくが、私は米国大統領候補のどちらにも寄付していない」とポストしていた。
トランプ氏支持表明ポストの後、マスク氏は100件以上の投稿で政治的発言を続け、15日にトランプ氏がJ・D・バンス上院議員(オハイオ州選出)に指名すると発表した後、「素晴らしい決断だ」とポストした。
マスク氏はX(当時のTwitter)買収後、凍結されていたトランプ氏のアカウントを復活させたが、トランプ氏はまだ1度しかポストしておらず、主に自身で立ち上げたTruth Socialと米MetaのFacebookとInstagramを利用している。銃撃された集会も、Facebookでライブ配信していた。
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トランプ氏銃撃事件後、X上では陰謀論や偽情報が氾濫したが、マスク氏は「Xでは問題が発生してもすぐに修正されるが、レガシーメディアでは問題が数時間から数日間残る」とポストした。
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