エアバスは、CFMインターナショナル製のLEAP-1Aエンジンを搭載したエアバスA321XLR型機が欧州航空安全機関(EASA)から型式証明を取得した。
エアバスA321XLR型機は、エアバスA321neoファミリーの最新派生型機。航続距離は、エアバスA321LR型機より15%長い最大4,700海里で、東京とシドニーの間をノンストップで結ぶことができる。CFMインターナショナルのLEAP-1Aエンジンと、プラット・アンド・ホイットニー製のPW1100Gエンジンを搭載する。
2022年6月に初飛行を実施し、その後は3機の飛行試験機で大規模な試験プログラムを実施していた。受注数は500機以上で、最初の機体はイベリア航空が運航すると発表している。GTFエンジン搭載機は今年後半にも型式証明を取得できる見通し。