パンツはもちろん、スカートやキャミソールワンピースにも合わせやすい万能アイテムの白Tシャツ。最近では、シアートップスやビスチェなどを重ね着することがトレンドです。
今回は、40代女性が白Tシャツを着こなすためのおすすめコーディネートを紹介します。
メンズ風白Tシャツでルーズなシルエットに
以前から体重が変化していなくても、体型は微妙に変化していることがあるので、40代女性のTシャツ選びはサイズ感が重要!
デイリーに着回しするなら、ぴったりとしたサイズよりも、ややルーズなシルエットの方がおすすめです。
この写真では、メンズTシャツをイメージしたものを着用しているので、ややルーズなシルエットとなっています。
|
|
コーディネートとしては、Tシャツの袖をロールアップにして、こなれ感のある着こなしに。
キャメル色のハイウエストフレアパンツにTシャツをウエストイン、バッグとサンダルをダークブラウンでそろえ、大人の品格を演出しています。
Tシャツとキャミソールワンピースでカジュアルに
トレンドのキャミソールワンピースは肌見せを楽しむタイプもありますが、Tシャツやタンクトップなど、さまざまなインナーとの組み合わせを楽しめるタイプは、カジュアルシーンで重宝します。
この写真は、体のラインに沿うシルエットの白Tシャツと、デニムのキャミソールワンピースのコーディネート。Tシャツのフォトプリントは90年代をイメージしたインクジェットプリントです。
|
|
黒のトングサンダル、ラメがきらめくカゴバッグを合わせた、大人の休日にぴったりのカジュアルな着こなしです。
長袖のシアーシャツをウエストイン
透け感のあるシアーシャツやカットオフ加工したデニムパンツなど、トレンドのアイテムを取り入れるのであれば、大人ならではの取り入れ方をしたいものです。
この写真は、長袖のシアーシャツに5分丈の白Tシャツを重ね、前だけウエストインしたコーディネート。ロゴとデニムのブルーがリンクして、シンプルな色合わせになっています。
デニムパンツのサイドカットオフは膝上に入っているので、太ももがあらわにならず、40代女性にも取り入れやすいデザインです。
|
|
ショート丈の白Tシャツはすっきりとした印象に
トレンドの“Y2Kムード”(2000年代のテイスト)を取り入れるなら、ショート丈Tシャツがおすすめ。
ショート丈といっても、ボトムスのウエストがギリギリ隠れる丈なので、上半身がコンパクトにまとまり、すっきりとした印象になります。
この写真は、ショート丈の白Tシャツと、光沢感があるサテン生地でできた黒のイージーパンツを合わせたコーディネート。Tシャツの刺繍ロゴとパンツのさりげない光沢感によって、リッチな印象になっています。
ショルダーバッグの布帛(ふはく)とサンダルのレザーという2つの異素材を同じ黒で組み合わせることで、洗練された印象に仕上がります。
1000円未満のプチプラTシャツでも十分におしゃれを楽しめますが、ヴィンテージ加工、フォトプリント、刺繍ロゴといったちょっと差のつくデザインを選ぶと、白Tシャツの可能性がぐっと広がります。
今回ご紹介した4つのコーディネートをぜひ参考にしてみてくださいね!
松本 英恵プロフィール
カラーコンサルタント歴20年。パーソナルカラー、カラーマーケティング、色彩心理、カラーセラピー、ラッキーカラー(色占い)などの知見を活用し、カラー監修を行う。執筆、メディア出演、講演、企業研修の講師など幅広く活動。近著に『人を動かす「色」の科学』。(文:松本 英恵(カラーコーディネートガイド))