ミツビシ、アウトランダーを大幅改良。PHEVシステムの見直しと質感向上を図り2024年秋より発売

　8月1日、三菱自動車はクロスオーバーSUV『アウトランダーPHEV』のPHEVシステムを大幅改良するとともに、内外装の質感を向上し、2024年秋より発売を開始すると発表した。また、同日より新型アウトランダーPHEVのティザーサイトを公式ホームページ内で公開。商品情報や開発者のメッセージなどを順次発信していく。

　アウトランダーPHEVは2013年に発売。2021年には“威風堂々”をコンセプトにフルモデルチェンジを実施し、世界60カ国以上での販売実績を持つミツビシのフラッグシップモデルだ。

　今秋からの発売を予定している最新のアウトランダーPHEVは大容量化、高出力化を実現した新開発の駆動用バッテリーを採用。これによりEV航続距離を大幅に伸長させるとともに、よりレスポンスに優れた力強く滑らかな加速性能を実現する。

　また、12.3インチのスマートフォン連携ナビゲーションの大型ディスプレイや、セミアニリンレザーシート、快適さを高めるシートベンチレーションを新たに採用するなど、インテリアの質感向上も見所だ。そして足元は、大径タイヤと20インチのアルミホイールを奢り、存在感を際立たせている。
　　
　加えて、最高の音響空間を提供するため、12のスピーカーを配置したヤマハとの共同開発によるオーディオシステムを新たに採用。ヤマハの音楽思想に基づき、臨場感のある4つのサウンドタイプの設定に加え、商品コンセプトに合わせたサウンドを実現させるため、ドアの設計を見直すなど、車体にも改良を施している。

　8月1日より開設されたティザーサイトでは、商品戦略本部 チーフプロダクトスペシャリストの五味淳史さんやデザイン本部 プログラムデザインダイレクター 秋田直輝さんらの開発者メッセージが掲載されている。今後、順次、商品情報などが更新されていく予定。

■ミツビシ新型アウトランダーPHEVティザーサイト
https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/outlander_phev/special2024/