俳優・藤岡弘、の次女・天翔天音(19)が8日、東京・有楽町よみうりホールで行われた、音楽劇『プリンス・オブ・マーメイド〜海と人がともに生きる〜』ゲネプロ後取材会に出席。家族で特訓をしたことを明かした。
【写真】キレイすぎる…!個性的な衣装で登場した天翔天音と市村優汰 今作は、海の壮大な営みや神秘を脚本や演出に反映。2000年かけて世界中の海をめぐる大河・深層海流を物語のキーワードとして展開する。市村優汰と石原颯也がWキャストで主人公の人魚の王子・タリクを演じ、天翔は、ヒロインのティヤム王国の王女・サラを演じる。
今作が初めてのヒロイン役となる天翔は、家でも特訓を積んだという。「台本をもらったときに父がタリクをやってくれて合わせてくれました。1回だけなのですが、こうした方が良いよとか、(サラの役を)女子の声でやってみてくれたり」と告白。「それが、すごくうまくて、私もできるかなと思ったのですが、参考にしながらやってみたりしています」と明かした。
天翔のぜいたくな自宅練習に小堺一機は「お父さん、やってくれたの」と驚きを隠せない様子。藤岡のものまねをしつつ「いいお父さんですね」と、うらやましがった。
そんな天翔は、海の魔女・セイレーン(彩乃かなみ)との格闘シーンも見どころとなる。「空手を習っていたので、俊敏さ、キレ、どうかっこよく見せられるかを研究した」と言い「空手やっててよかったなと思いました」とにっこり。「セイレーンさんが追い詰めてくるのですが、実はぶったおしたくなる時もありました」と勢い余るほど全力で演じられているよう。彩乃は「やられるところでした」とタジタジだった。
取材会には、優汰、石原、天翔、彩乃、小堺のほか、駒田一も出席。同公演は、きょう8日から12日まで有楽町よみうりホールで上演される。