11日、明治安田J1リーグ第26節FC東京対川崎フロンターレが行われた。
FC東京のホーム「味の素スタジアム」で行われた“多摩川クラシコ”は、アウェイの川崎Fが先制する展開となった。15分、MF大島僚太のパスを受けペナルティエリア左でボールを持ったFWマルシーニョが右足で柔らかいクロスを送ると、FW山田新が後ろに下がりながらヘディングシュートを決めた。
ペースを掴んだ川崎Fは20分、自陣深くからショートパスを繋ぎ敵陣深く右サイドへボールを運ぶと、DFファンウェルメスケルケン際が右足でクロスを供給。このボールに再び山田が合わせ、ゴールネットを揺らした。これで山田は3戦連続の2得点となり、川崎Fは2点のリードを奪いハーフタイムを迎える。
注目が集まった次の得点は、川崎Fに入った。72分、敵陣左でFKを獲得するとDF三浦颯太が左足でゴール前へクロスを送る。これにDF高井幸大が頭で合わせ、ゴールを決めた。川崎Fのリードは3点となる。
FC東京は途中出場のMF荒木遼太郎やMF原川力が存在感を示したものの、最後までGKチョン・ソンリョンが守るゴールを崩せなかった。
試合は0−3でアウェイの川崎Fが勝利を収めている。
【スコア】
FC東京 0−3 川崎フロンターレ
【得点者】
0−1 15分 山田新(川崎F)
0−2 20分 山田新(川崎F)
0−3 72分 高井幸大(川崎F)