お湯不要で光熱費減!枕を炎天下放置でダニ撲滅…猛暑にすべき大掃除テク6

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2024年08月12日 11:10  web女性自身

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連日の猛暑を喜ぶ人は少ないが、住生活ジャーナリストの藤原千秋さんは「猛暑は掃除の武器になる」とポジティブに受け止める。



「たとえば油は、冬場は固まって掃除するのが大変でしょう。気温が高い今だからこそ、ラクになる掃除があるのです。



掃除といっても、ダラダラ汗を流してがんばる掃除ではありません。ラクしてキレイになる、そんな夏掃除を紹介します」(藤原さん、以下同)



暑い中の掃除は少々ハードだが、それでもはかどるものだろうか?



今回は藤原さんが本誌読者のために考案してくれた、猛暑こそ試したい掃除6つを紹介する。



■「炎天下で放置するだけ」掃除



「まずは、ほぼ手間がかからない、『炎天下で放置するだけ』のほったらかし掃除です。エアコンの効いた室内で涼んでいても、高温がダニを駆除してくれます。



ラグやクッション、枕などは梅雨の時期の湿気や人の汗を吸って、ダニがいるかも。炎天下で半日?1日干せば、ダニが死滅し、その後の発生も抑制できます。



枕などにおいが気になるなら、黒いポリ袋に入れて干す“地獄蒸し”が強力でオススメです」



雑菌が繁殖しやすい水回りの掃除用具、風呂場で使うボディブラシなどを干すのも効果的だ。



「最近はゲリラ豪雨が多発して、靴がぬれることも多いでしょう。ペットボトルに引っ掛けて干すと、カラカラに乾きますよ」



これらは朝干して、夕方に取り込むだけ。あとは灼熱地獄に任せておこう。



【1】ラグ・枕・クッションを干してダニ撃退!



ラグやクッション、枕などダニの宝庫になりやすいものを炎天下に放置するだけ。高熱でダニの発生を抑制できる。ラグなどは車のボンネットを利用して、裏返しに広げよう。クッションや枕などは黒いポリ袋に入れて干す“地獄蒸し”が効果絶大。最後に掃除機で吸ってダニの死骸除去を忘れずに。



【2】汗を吸った靴を速乾! におい予防



豪雨でぬれた靴や汗をたっぷり吸った靴を干して紫外線殺菌を。



1.2リットルのペットボトルに水を満杯に入れて蓋をする
2.靴をペットボトルの飲み口部分に引っ掛ける
3.半日〜1日干すだけ。



ペットボトルを活用することで下からの反射光が生まれ、上からの日光とダブル光線で乾燥スピードが速まる! 嫌なにおいもシャットアウト。





■自分も涼しい「水浴び」掃除



「次は『水浴び』掃除です。風呂場の丸ごと洗いや家の外回り掃除は、服がぬれて寒いし、いつでもできるものではありません。でも、猛暑だからこそ水浴びをして涼むことができるんです。水を大量に使って体もびしょびしょになりながら掃除すると、寒いくらいに全身が冷えます」



【3】家の外回りを水掃除



家の外回りを大胆に水掃除。まずは雨戸を閉め、虫の死骸などがたまりがちな戸袋の中をシャワー掃除。次は、雨戸→網戸→ガラス戸の順に、洗車用などの大きいブラシに中性洗剤をつけてゴシゴシ洗い、水でざ―っと流せばOK。自分の体も冷えてスッキリ。ベランダや玄関ポーチのゴシゴシ洗いもおすすめ。



【4】風呂場丸ごと水掃除



部屋のエアコンを切って掃除をスタート。柄の長いブラシを泡立て、天井から壁、床までざーっと丸洗い、水シャワーですすぐ。天井をすすぐとき自分もびしょぬれになり、しばらくエアコンが必要ないくらい冷える。エアコン代の節約もかねて、ぬれてもいい服や水着などを着込んで、レッツ丸洗い!



冬なら寒さのためお湯を使うこともあるが、今は水道水がぬるま湯状態。余計な光熱費がかからない点も夏掃除のよさだ。



■油汚れに「ウエットシート湿布」



「最後は油汚れに『ウエットシート湿布』の掃除です。油汚れは大変そうなイメージがあるかもしれませんが、今の時季ならするんと落とせます。



ひどい汚れも、油汚れ用のウエットシートを湿布のように貼りつけて10分おくと、汚れが溶け出してさっと落ちます」



【5】換気扇フードやコンロ周りの壁に



換気扇フードやコンロ周りなどの油汚れには、油汚れ用のウエットシートをぺたぺた貼って10分放置。シートの洗剤成分と気温の高さで、油汚れが溶け出しするんと落ちる。シートを1 箱使い切るつもりで大量湿布作戦を!



【6】家電の見えない外側汚れをオフ



空中に飛び散った見えない油はキッチン中を浮遊して、家電類のぬめりの原因になる。油汚れ用ウエットシートを冷蔵庫、電子レンジなどの外側に貼りつけ10分放置。その後、さらに拭き取ればさっぱり。新品家電の顔に戻る。



シートは使い捨てだから、汚れたらすぐに捨てられるのも気楽でよい。



「ウエットシートは開封してから時間がたつと、乾いてしまって使いづらくなります。いっそ1日で使い切る勢いで、バンバン使いましょう」



夏掃除をするのとしないのとでは、冬場・年末の負担が雲泥の差だという藤原さん。



「今年の夏は暑いので、外に出る際は帽子をかぶるなど万全の準備で挑みましょう。



最後に、油汚れといえば換気扇。高温で油汚れは落としやすいものの、換気扇まわりは暑く、作業がつらいことがあります。真夏日を避け、もう少し涼しい時に掃除することをおすすめします」



猛暑こそ大掃除でダニのいないクリーンな住環境をつくろう。

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このニュースに関するつぶやき

  • ダニそのものも刺されてぽちぽちになってかゆいけど、死骸とかふんがアレルギーの原因物質になるから掃除機で吸うのはやるしかない。生きてる状態でダニ取りマットに集めて捨てるほうがアレルギー対策としては有効。
    • イイネ!3
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