ブレントフォード、リヴァプールMFファビオ・カルヴァーリョの獲得を発表

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2024年08月13日 04:14  サッカーキング

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MFファビオ・カルヴァーリョ[写真]=Getty Images
 ブレントフォードがリヴァプールからU−21ポルトガル代表MFファビオ・カルヴァーリョを獲得したことを発表した。契約期間は5年間で1年間のクラブオプションが付く形と発表されている。

 現在21歳のF・カルヴァーリョはポルトガルの首都リスボン出身で、元々はベンフィカの下部組織に所属していたが、2013年に家族でイングランドへ移住。2015年にフルアムのアカデミーに加入すると、2020年9月にトップチームデビューを飾った。2021−22シーズンはチャンピオンシップ(イングランド2部)で36試合に出場し、10ゴール8アシストを記録。フルアムのリーグ優勝(昇格)に貢献し、イングランドプロサッカー選手協会(PFA)のリーグ年間ベストイレブンに選出された。

 チャンピオンシップでの活躍を評価され、2022年7月にはリヴァプールへ完全移籍で加入。加入1年目の2022−23シーズンは、序盤に存在感を示したものの、終盤戦に入ると出番が減少。出場機会を求めて、昨年7月にライプツィヒへレンタル移籍したが、ドイツでも出番を得られず、後半はハル・シティにレンタル先を変更。チャンピオンシップでは20試合に出場し、9ゴール2アシストを記録していた。

 レンタル移籍期間満了に伴い、今夏リヴァプールに復帰したF・カルヴァーリョ。プレシーズンマッチではアルネ・スロット監督に3試合連続でスタメン起用され、2ゴールを挙げる活躍を見せていたが、リヴァプールを離れてブレントフォードへ完全移籍することが正式に発表された。

 ブレントフォードを率いるトーマス・フランク監督は、クラブ公式サイトで「ファビオは多くの素質を持った選手であり、4−3−3や4−2−3−1のフォーメーションであれば、前線の3つか4つのポジション全てでプレー可能だ。彼にとって最も適したポジションは、おそらく10番か左サイドのだろう。攻撃面ではボールを扱う能力に優れているし、相手を抜き去り、パスを出し、チャンスを作り、チャンスをものにすることができる。彼は今のチームにあまりいないタイプの選手なので、チームに何か特別なものをもたらしてくれるはずだ」と、F・カルヴァーリョへの期待を語っている。

 なお、移籍市場に精通するジャーナリスト、ファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、移籍金はオプションを含めると総額2750万ポンド(約51億円)。17.5%の売却益条項も付帯していると報じられている。


【公式発表】ブレントフォードがファビオ・カルヴァーリョを獲得!

Fábio Carvalho is a Bee 🐝 🇵🇹 pic.twitter.com/woS1nKWjIC— Brentford FC (@BrentfordFC) August 12, 2024

Red and white suits you, Fábio 🔴⚪ pic.twitter.com/3zL3EbjXBn— Brentford FC (@BrentfordFC) August 12, 2024
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