前回からの続き。ケンタくんは中学受験をして、念願の私立中学に合格。入学後すぐにたくさんの友達ができ、毎日楽しく通っています。しかし小学校の頃とは違った遊び方が増え、お金を使うお付き合いも多くなってきました。どこまでを「お小遣い」の範囲にすればいいのか。子ども同士にも付き合いもあるだろうし……。ケンタくんのママはお悩み中。そんなある日、大事件が起きてしまうのです。
第6話 否定する息子。その言葉を信じたいけれど……
【編集部コメント】
「あくまでも仮定の話」とはいえ、先生から「子どもがお金を盗んだかもしれない」と言われて、冷静でいられる親はいないのではないでしょうか。子ども自身が「やっていない」と言うのであれば全面的に信用したいところですが、わが子の言葉だけを信用しすぎてしまうと、かえって危険な場合もあるでしょう。信用はしつつも、万が一の可能性も視野に入れておく……。なかなか難しい問題ですね。
【第7話】へ続く。
原案・編集部 脚本・渡辺多絵 作画・よし田 編集・石井弥沙