● ホワイトソックス 2 − 10 ヤンキース ○
<現地時間8月14日 ギャランティード・レート・フィールド>
ヤンキースは14日(日本時間15日)、敵地でのホワイトソックス戦に大勝。2連勝で貯金22とし、ア・リーグ東地区首位の座をキープした。「2番・右翼」で先発出場したフアン・ソト外野手(25)は第1打席で34号ソロを放ち、前日から4打数連続本塁打を記録。「3番・指名打者」で出場したアーロン・ジャッジ外野手(32)は、8回に43号3ランを放ちメジャー史上最速で通算300本塁打に到達した。
ソトは初回、一死無走者でホワイトソックスの先発右腕・マーティンの3球目スライダーを強振。角度37度で高々と舞い上がった飛球は、右翼席に着弾する打球速度104.2マイル(約168キロ)、飛距離357フィート(約109メートル)の先制ソロとなった。
ソトは前日の同戦でも第2打席から衝撃の3打席連続アーチを放ち、4打席連発の期待がかかった9回の第5打席は敬遠気味の四球。一夜明け、この日最初の打席で34号ソロを放ち、これがメジャータイ記録となる“4打数連続アーチ”となった。
8回にはジャッジが魅せた。一死一、二塁の好機で4番手右腕・クールの3ボール後の内角シンカーをフルスイング。弾丸ライナーで左翼フェンスを越えた打球は、速度110.1マイル(約177キロ)、飛距離361フィート(約110メートル)の43号3ランとなった。
本塁打ランキングを独走するジャッジは、これが節目の通算300本塁打目。955試合目での300号到達は、これまでの最速記録だったラルフ・カイナーの1087試合を大幅に更新する最速新記録となった。