非常持ち出し袋に何をいれるべきか……? そんな悩みにヒントをくれるコミックエッセイがX(Twitter)に投稿されました。地震や台風の心配が高まる中での投稿ということもあり、記事執筆時点で35万回以上表示されています。
●電気やインターネットなしで心豊かに過ごす方法を
投稿者は、オカリナ奏者の「ジャスティン」さん。秋田で地震を、長崎で水害を体験したジャスティンさんは今回、「非常持ち出し袋に入れておいて本当によかったもの」を伝えています。
非常持ち出し袋にはどうしても生存に必須のものだけを入れようとしてしまいますが、ジャスティンさんは自身の経験から、「ちゃんとおいしい食べもの」「インスタントコーヒーとお茶」「ノートとペン」を挙げています。
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このチョイスについて、何日も避難所で過ごすかもしれないということを念頭に置き、「電気やインターネットなしで心豊かに過ごす方法を考えておくと良い」と説明しています。なるほど、そういう視点はなかった……!
●「嗜好品いいですね」「凄い効果がありそうだ」
避難生活でのメンタル面にも配慮したチョイスにリプライや引用リポストでは、「食事、水は入れてるけどコーヒーかー! 嗜好品いいですね追加します」「ノートとペンいま入れましたー!」「ちゃんとおいしい食べ物、大事ですね……!」「限界状況ってストレスが本当にひどいだろうから思ってる以上に凄い効果がありそうだ」など賛同する声が寄せられています。
また、「東日本大震災後、ゴールデンウィークに岩手沿岸部の親族の所へ行ったけど 当時出たてだったスタバのインスタントコーヒーを渡したら美味しい美味しいと凄く喜んでくれたなあ」「東日本大震災経験者です。ノートとペン。激しく同意します」と自身の経験を伝える人も見られました。
●投稿者にお話を聞きました
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ねとらぼは投稿したジャスティンさんにお話を聞きました。
――今回の漫画を書いたきっかけを教えてください。
ジャスティンさん 気象庁の発表を受けて地震関連のポストが多いのを目にし、今回のマンガを描きました。自分の経験が少しでも役に立てばと思っています。
――避難所ではどのくらい過ごされたのでしょうか。
ジャスティンさん 東日本大震災の際はさまざまな場所で寝泊まりしましたが、基本的に救援する側だったため全て1日ずつでした。長崎の大雨・水害も何度かありましたが、最長はあしかけ3日です。
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――これも入れておけばよかったと思ったものなどはありましたか。
ジャスティンさん ポータブルの将棋盤やボードゲーム・トランプなど、他の人と遊べるものもあるといいかと思いました。体育館や公民館なら、迷惑にならない程度に、ボッチャや風船バレーなどして体を動かすこともできるかもしれません。
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