「日本一洗濯をわかりやすく教える人」として、SNSで情報を発信しているしゅんぺいさん(@shumpei0603)。「正しい知識を知らないが故に大切な洋服をダメにしてしまうのは避けてほしい」と語る彼に、洗濯のNG行動につて聞いた。
【画像】「虚無洗濯知識」って何!? しゅんぺいさんが伝授する洗濯のイロハに大反響 「洗濯は誰から習うわけでもなく、感覚でこなす人が多いと思います」と話すしゅんぺいさん。初歩的なところから丁寧に発信しているが、洗濯する時はこれだけは毎回気をつけて、ということは?
「一番は気を付けてほしいのは、“洗濯物を濡れた状態で放置すること”です。洗濯カゴに濡れたままで長時間置いたり、洗い終わった後すぐ干さなかったりすると、カビやシワの原因になり、のちのち後悔することになるでしょう。あとは規定量を守ることです。必要以上の洗剤や洗濯物を洗濯機に押し込んだりするとかえって上手に洗濯できなくなるので適量が大事です」
今年は猛暑で、洗濯物がすぐ乾くのはうれしいことだが、今の時期の洗濯で気をつけたほうがいいことはあるのだろうか。
「夏場は紫外線が強いため、直射日光のもとで洗濯物を干すのは“色あせの原因”になるので注意が必要です。服を干す際に、裏返すだけで色落ちはしにくくなりますし、黒や濃色の服は特に色落ちがしやすいので陰干しや室内干しの方が良いかと思います」
創業60年超えのクリーニング店を経営するしゅんぺいさん。自身が発信する情報で、「洗濯で失敗しない人」が増えていってほしいという想いがあるそう。
「そうすることでクリーニング店に頼るタイミングも自然と分かってくるので、クリーニングに出す流れが増えていくのもクリーニング店として嬉しい想いです」