「頭おかしいですよ!(褒)」 世界初?342時間かけてガンプラを球体に閉じ込めた結果→“劇場版ガンダム”のシーン再現に驚きの声

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2024年08月21日 07:03  ねとらぼ

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このガンプラを閉じ込める

 ガンプラを球体レジンに封入する全工程を紹介する動画がYouTubeに投稿されました。途方もない手間と時間をかけた力作が反響を呼び、記事執筆時点で56万回以上再生され、1万件のいいねを集めています。


【画像】324時間かけて球体に封入したガンプラ


●透明フィールドをレジンで再現


 動画を投稿したのは、オリジナルカスタムのガンプラの製作工程を紹介するYouTubeチャンネル「ぷらばん Plaban ガンプラ専門番組 Gunpla Build ch」。


 今回は、「HGCE 1/144スケール マイティストライク フリーダムガンダム」を球体レジンに封入します。なぜ、球体レジンなのかというと、劇場版「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」のクライマックスを飾る初登場シーンで、同機が透明なフィールドを展開したところを再現するためです。


 まず、プラモデルをキレイに組んだあといったんバラして、ディテールの改造とダメージ加工を施し、丹念に塗装します。下地塗装、慎重な重ね塗り、モールド塗装、ツヤ出し塗装を施してから再度組み直すと、重厚感あふれる見事なフリーダムガンダムが現れました。この段階でもうすごい。


●ガンプラをレジンでどうやって固める……?


 レジンを球体に固めるのに用意したのが、合わせると球体になる大きなアクリルボウルです。最初は球面に沿って層状になるようレジンを重ねることを考えましたが、うまくいかないので、一方のボウルの底にまずレジンを流し込むことにします。


 丸1日たってそのレジンがゼリー状になったところで、エフェクトとしてラメを散らします。さらに1日置いて完全に固まったところで、極細のテグスで吊るしたフリーダムガンダムが浸るようにして2層目のレジンを流し入れます。


 このとき、フリーダムガンダムの正面は底の方へ向けます。完成形では底の部分を正面に向けることになるわけです。


●予想外の事態でノミを振るうことに


 並行して背面側のアクリルボウルにもある程度レジンを注入して固めておき、固まったところでレジン用のドリルビットでボウルとレジンの部分を貫通する穴を開けておきます。これは、2つのボウルを合わせたあとにレジンを注入するための穴です。


 フリーダムガンダムを浸した2層目も固まったら、2つのアクリルボウルを合わせて密閉して背面の穴からレジンを流し込みます。ラメ入りのレジンを交えつつ、日を空けながら何回かにわけてアクリルボウルの中が完全にレジンで埋まるようにします。


 完全にレジンが固まったあとアクリルボウルをはがそうとしますが、ここで予想外の事態が。レジンと密着したアクリルボウルがはがれないので、ノミで少しずつ亀裂を入れることにしました。


●総製作時間342時間の力作が完成


 アクリルボウルを割って取り除いたあとはレジンの球面を磨いて、最後にレジンでコーティングします。2日後に表面のレジンが完全に固まったら、仕上げにマスキングをしてゴールドのライン状エフェクトをエアブラシで描き込みます。


 背面には予期しない模様や気泡が入ってしまいましたが、正面は関節やパーツ間に入り込んだ小さな気泡を除けば、キレイな仕上がりとなりました。製作期間は6週間、総製作時間342時間の力作の完成です。


●「頭おかしいですよ!(褒め言葉)」


 コメント欄には、「レジンと3Dで映画のあれを再現するの凄すぎる」「製作工程に度肝を抜かれました……」「すごい! 映画を見た時の感動を思い出しました」「美しい! こんなことできるなんてやっぱ頭おかしいですよ!(褒め言葉)」「通常正方形レジンを通り越し球体レジンに手を出すのはもはや狂人なんよ」など絶賛の声が寄せられています。



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  • 本日のねとらぼの反☆響☆絶☆賛〇〇すぎるノルマ達成記事はこちらです。…一気にノルマ入れやがったな。だが何故か称☆賛入れてフルコンプにはしないのな。
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