「相当恥ずかしい事」人気マンガでイラスト“無断使用”が物議、出版元が答えた真相

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2024年08月31日 12:10  週刊女性PRIME

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週刊女性PRIME

映画『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』HPより

《デデデデ読んでたら、名大(※編集部注:明治大学)の宮下芳明教授のTwitterアイコンがそのまま出てきたんだけど、どういうこっちゃ》

 8月24日、X(旧ツイッター)の一般ユーザーが、浅野いにお氏の人気マンガデッドデッドデーモンズデデデデデストラクション(通称デデデデ)(小学館)内のある1コマについて、こんな疑問を投稿した。

『デデデデ』が“疑惑の掲載”

「『デデデデ』は、『ビッグコミックスピリッツ』で2014年から2022年まで連載されていたマンガです。2024年3月にはアニメ映画化されて、幾田りらさんやあのさんが声優として出演したことも話題となりました」(マンガ雑誌編集者、以下同)

 冒頭の疑問は、マンガの中で描かれていたXの投稿画面のようなアイコンのイラストが、かつて『イグノーベル賞』を受賞したことのある明治大学の教授・宮下芳明さんが今も実際にXで使用しているアイコンと酷似しているというもの。

「8月26日には宮下教授本人が、この疑問の指摘を引用して《本件、教えていただきありがとうございます。全く知りませんでしたし、許可したおぼえもない》と、Xに投稿しました。そのため、作者の浅野さんが宮下教授のアイコンを無断でマンガに使用した可能性が浮上しているのです」

 SNSでは、

《漫画家がこれやっちゃったってのは相当恥ずかしい事だと思うぞ……》

《浅野さんくらいのキャリアあってもこういうやらかしがあるのか…それかアシに任せてて見落としたか……》

 と、物議を醸す事態に。

 そこで、『デデデデ』の発行元である小学館に“疑惑の掲載”の経緯を聞くと、

「デジタルで作画を行う浅野いにお先生は、該当箇所の原稿について、レイアウトの参考として、まず資料画像を作画画面上に配置し、それを後に別のものに置き換えるという工程で作業を行いました。

 しかし本件は、作業上の確認漏れにより、置き換える前の資料画像の中にあった宮下教授のXのアイコン画像が画面上に残ったままの状態で、浅野先生が作業を進行して、原稿を納品されてしまい、弊社・小学館スピリッツ編集部がそのことに気づかず、見落としたまま校了してしまったことにより起きたものです」

 とのことだった。また、

「すでに宮下教授にご連絡を差し上げており、今後しかるべき対応を行う予定です」

 と、対処に動いているという。

 多くの人の目をくぐり抜けたケアレスミスだったようだ。

このニュースに関するつぶやき

  • で、どうして実際のページを出さないんだろ?こういう場合でも著作権とかあんの?まあ、あるか・・・。11巻の62ページだそうです。あとで、ブックオフで見てみよっと。
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