父デヴィッドと同じ道を歩まないことを決断したロメオ・ベッカム。サッカークラブを退団し、ファッションのキャリアに専念するという(『ROMEO Instagram』より) デヴィッド・ベッカムとヴィクトリア・ベッカム夫妻の次男ロメオ・ベッカム(22)が、プレミアリーグのサッカークラブ「ブレントフォードFC」を退団した。ある情報筋によると、ロメオはファッション業界でのキャリアに専念するため、チーム残留のオファーを断ったという。ロメオは10歳の時にモデルデビューし、それ以来、様座な有名ブランドやファッション誌でモデルを務めてきた。最近はパリのファッションエージェントと契約しており、有名ブランドとの仕事を視野に入れているそうだ。
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ロメオ・ベッカムは2021年9月、父デヴィッド・ベッカム(49)が共同オーナーを務める米インテル・マイアミのリザーブチーム「フォートローダーデールCF」と契約し、プロサッカー選手としてデビューした。
同クラブを退団後、2023年1月に英ロンドンのハウンズロー地区を本拠地とするサッカークラブ「ブレントフォードFC」に移籍した。
英メディア『The Sun』が現地時間8月31日に報じたところによると、ロメオは6月に同クラブからBチーム残留のオファーを受けたものの、退団する決意をしたそうだ。
今後ロメオは、ファッションデザイナーとして活躍する母ヴィクトリア・ベッカム(50)と同様に、ファッション業界への道を歩むつもりだという。
ある情報筋は同メディアの取材に応じ、「ロメオはサッカースパイクを脱ぎ、ファッションのキャリアに専念する決意をしました」と述べ、このように続けた。
「彼はブレントフォードFCでの時間を楽しみました。しかし、彼が情熱を燃やすファッションに集中する必要があるのです。」
さらに、「ロメオは最近、パリのトップファッションエージェントと契約しており、有名ブランドとの仕事を視野に入れています」とも述べた。
ロメオは10歳の時に「バーバリー」のキャンペーンモデルを務め、12歳の時には同ブランドのクリスマスCMに出演した。
2021年には「プーマ」のブランドアンバサダーとして120万ポンド(約2億3千万円)のパートナーシップ契約を結んだほか、イタリアの男性ファッション誌『L’UOMO VOGUE』の表紙を飾ったり、「サン・ローラン」のキャンペーンモデルに抜擢されるなど、モデルとしてのキャリアを積んできた。
なお、ロメオは「ブレントフォードFC」と契約を更新しなかったものの、ダウン症の選手たちで構成された「ブレントフォード・ペンギンズ」でアンバサダーとしての活動は続ける予定だ。
「ブレントフォードFC」のフットボールディレクター、フィル・ジャイルズ氏は、2023年にポッドキャスト『High Performance』にゲスト出演した時、同クラブと契約したロメオの人柄やトレーニングに対する姿勢について、このように称賛していた。
「もし彼が入ってきて『俺はベッカムだ!』って感じだったら、我々にとっては最悪だっただろう。しかし、彼にはそのような態度は全く見られない。謙虚で、仕事熱心で、トレーニングに何時間も取り組む姿勢は、父親と同じだ。」
画像は『ROMEO Instagram「Nice to start the year off with a win」「Happy birthday mum,」「Loved spending time with the Brentford Penguins at the end of last year」』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)