【写真】明日の『虎に翼』場面カット 優未(毎田暖乃)が家を飛び出し頭を悩ませる寅子(伊藤沙莉)
星家では百合(余貴美子)の認知症が進行。寅子(伊藤)は航一(岡田将生)や娘の優未と共に懸命に百合を支える。そんなある日、百合が夕飯のシチューを突然台所の流しに捨て始める。心配して「おばあちゃん、汚れてるよ」と近付く優未を、百合は怒って「触らないでよ!」と払い除ける。足早にその場から百合が離れると、一人取り残された優未は「落ち着け…深呼吸」とポツリ。
気を取り直して鍋を洗おうとした優未が台所の窓を開けると、そこにはタバコを吸うのどか(尾碕真花)の姿があった。バツが悪そうに「なんか…取り込み中だったから…」「今日はクタクタだったの…」ともらすのどかに、優未が「だからって」と言い返そうとすると、そこに百合がやってくる。百合は優未を押しのけると、大学卒業後に銀行へ就職したのどかを「自慢の孫だわぁ」と褒めそやす。
のどかは自分を撫でる百合の手を払いのけると、美大への進学を断念していたことや銀行での仕事への不満を口にして「これ以上、私に求めないでほしい」と言って、その場を離れようとする。
一部始終を見ていた優未はのどかに「バカ!」と言い放って近付くと「バカバカバカ…」と言いながら両手でのどかの体を叩き始める。のどかが思わず「やめて!」と声を上げると、優未は「バカァ!」と叫びながら、思い切りのどかの尻を蹴り上げる。思わず倒れたのどかが「いったぁ〜! ちょっと何すんの!?」と怒り、優未が家を出て行ったところで第113回は幕を下ろした。
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