そこでこの記事では、メルカリの「通報」機能について解説していきます。
メルカリの通報機能とは? 通報するとどうなる?
メルカリでは出品禁止物が定められています。もし他のユーザーがそのルールに違反していたら、「通報」機能を使ってメルカリ事務局に連絡することができます。ユーザーから通報を受けたメルカリ事務局は、内容を確認しメルカリのルールと照らし合わせて対応を検討していきます。その後通報対象のユーザーにメルカリのルールを伝え、商品の取り下げを促すなど行為を改めるよう要請します。
ただし、これまでに何度もメルカリ事務局から連絡を受けているにも関わらず改める様子がないなど「悪質」と判断された場合には、出品物の削除やアカウントの利用制限などが行われることもあります。
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通報の仕方
通報の仕方は以下のとおりです。1.
メルカリのルールに違反している商品を見つけたら、商品名の下にある「通報」をタップ。ここからメルカリ事務局に連絡できます。
2.
通報の理由を選びます。「偽ブランド品・権利侵害品」「医薬品・医療機器」「アダルト・18禁」などがあります。
理由を選んだら「事務局に報告する」をタップしましょう。事務局から「商品の報告を受け付けました」とメッセージが表示されたら通報完了です。
通報したことは相手にバレる?
メルカリ事務局に通報すると、相手に自分のアカウントなどがバレてしまい、報復されるのではないかと心配になる人もいるかもしれません。
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通報されたかも? 出品物が突然削除されたときの対処法
メルカリのルールを知らずに出品してしまうと、事務局側の判断や通報などを受けて商品が削除されることがあります。そんなときはメルカリ事務局から個別にメッセージが届くようになっているので、そこで理由を確認しましょう。おそらく「出品禁止物を出品した」「禁止行為を行った」などの理由になっていると思いますが、もしよく確かめてもそれらに該当しないと判断できるなら、メルカリ事務局に再出品を依頼できます。「お問い合わせ」(ヘルプセンター>事務局に商品が削除された)から問い合わせてみましょう。
メルカリ事務局が申請内容を確認し、商品削除の取り消しが妥当と判断されれば、再出品されます。その際は1週間以内に「お知らせ」に連絡が届くようになっています。もし1週間以内に連絡がなければ、再出品できないということになります。
出品禁止物や禁止行為は定期的に確認しておきたい
通報を受けたり商品が削除されたりする主な原因は、出品禁止物を出品したり禁止行為を行ったりすることにあります。ただ、出品禁止物に関するルールはわりと頻繁に変更・追加されているので、気づかず違反してしまう場合もあるでしょう。
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例えば2024年8月15日には「新たに国指定薬物に指定された物質を含む商品について」というお知らせが届いています。出品禁止物がいくつか加わっていますから、このようなお知らせはきちんと確認しておきましょう。
(文:川崎 さちえ(フリマアプリ・ネットオークションガイド))