3日放送の『あさイチ』(NHK)で、“自宅に眠りがちな粉”を使ってから揚げを作る企画を放送。恵比寿の名店「なすび亭」店主の吉岡英尋氏が、お好み焼き粉、ホットケーキミックスなどで作るから揚げレシピを考案した。
その中で吉岡氏が「ナンバーワン」と認めた、「きな粉のから揚げ」を実際に試してみた。
■「きな粉のから揚げ」の材料
【1人前】・鶏もも肉 160g・醤油 大さじ1・酒 大さじ1・塩 ひとつまみ・砂糖 ひとつまみ・小麦粉 大さじ1
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衣は片栗粉ではなく、小麦粉だけで揚げるのが特徴だ。
このレシピでは、きな粉は衣ではなくまぶす用の「きな粉塩」として使う。以下の材料を混ぜる。
・きな粉 30g・塩 小さじ1/2・砂糖 ひとつまみ
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■「きな粉のから揚げ」の作り方
鶏もも肉は1個40gで切り分けてボウルに入れ、醤油、酒、塩、砂糖を加えて混ぜたら15分ほど寝かせる。にんにくやしょうがも使わない非常にシンプルな味付けだ。
小麦粉を加えて粉っぽさがなくなるまで 軽く揉み込む。
160℃の油に皮目から入れ、衣が揚がる1分間ほどは触らないのがコツ。その後、焦げないよう確認しながら3分ほど揚げる。
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揚げたらバットに取り出し、余熱で火を通すため1分放置する。
あとは皿に盛り付け、「きな粉塩」をまぶしたら完成だ。きな粉の香りが広がって食欲をそそる。
今回は味を比較するためにきな粉塩を上からかけているが、自宅で真似をする際にはボウルなどでしっかりと絡めてほしい。
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■上品な甘さのから揚げに変身
きな粉の上品かつ優しい甘さが、醤油ベースのから揚げに深みを加える。から揚げの味付けが非常にシンプルなので、互いの味を邪魔せず、上品なおいしさのから揚げに仕上がっている。
スタジオで実食した博多華丸は「合う」と反応し、博多大吉は「吉岡さんが出会ったことがない味と出会ってるんで、感想は難しいですね。ただ、きな粉餅とから揚げの間」と話していた。
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■詳細は番組公式サイトで
番組の公式サイトでは、今回の「きな粉のから揚げ」を含めた“眠りがちな粉”を使ったから揚げレシピを掲載している。
吉岡氏の技術が詰まった「吉岡流から揚げ」も紹介されているので、気になる人はぜひチェックしてほしい。
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(取材・文/Sirabee 編集部・二宮 新一)