『ムヒョとロージーの魔法律相談事務所』作者、マンション上階からの浸水被害を報告……“過去の原稿”やサインの水浸しに「溜息しかでない。。」

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2024年09月07日 12:08  ねとらぼ

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ぬれてしまったサイン色紙

 漫画『ムヒョとロージーの魔法律相談事務所』(集英社)の作者・西義之さんが9月5日にX(Twitter)を更新し、仕事場が浸水し過去の原稿も水浸しになったことを報告しました。


【画像】浸水被害にあった原稿


●水浸しになった原稿


 西さんは「仕事場のあるマンション上階から浸水。仕事場全体が水びたしに。過去作の原稿も浸水。片付けしながら溜息しかでない。。」とコメントを添えて4枚の写真を投稿。写真はムヒョとロージーが描かれたサイン色紙が水にぬれて下半分が変色しているものや、ぬれてシワになった過去の原稿に加え、剥がれかけた天井など生々しい浸水被害の状況を伝えています。


 また、西さんはファンに向けて心配をかけたことを謝罪した上で「原稿の被害状況なんですが魔法律17巻の一部原稿以外は完全に無事でした!! 原稿が入っていたダンボールと、巻毎に包んで頂いてた封筒が厚く助かりました。厳重に包装してくれてた担当氏とコミックス編集担当氏のおかげです」と原稿が無事だったことを報告。担当編集者に感謝を伝えました。


 さらに西さんは片付けに時間がかかることや天井の工事などもあることを説明し、「私自身は非常に健康&元気なんでご安心下さいね。(凹んではいますが。。)」と自身は無事であることも報告し、「あと思ったのがやはり生原稿は出版社から返却され次第、防水処置を施した箱に保管するべきですね。昨今生原稿が貴重になってきておりますし、これを機に作家のみなさまも検討してみてはと思いました〜もう既にやってる作家さんは凄い!」と原稿の保管方法について提案しています。


●水浸しになった原稿の対処法は


 西さんは自身の投稿に返信する形で「画像はもう出しませんが、読み切り『必殺猟師bunnyさん』と『エルフ湯つからば』1話目が浸水していました。これはさすがに応える」と苦しい胸の内も語り、ファンからは「あまりにも辛すぎて言葉がでません……先生にとってもファンにとっても大切な宝物が……」と悲痛な声が届いています。


 また、投稿には「広島市図書館の応急処置pdfですが、こちら参考になるかと。1枚用紙だとベニヤ板に貼って乾燥が一番早いです。貴重な原稿が1つでも無事に元通りになりますように。(書籍だと冷蔵庫や冷凍という奥の手もあります。)」「先生。こちらはノートの水濡れ対処ですが、専門家の対処方法ですので参考にしてください」「キッチンペーパーを2枚くらい新聞の上に置いて、そこに更に上から2枚のキッチンペーパーを被せて新聞を上から置いて水分吸わせるといいですよ! キッチンペーパーを重ねるのは新聞紙のインク等が滲む為の対策です! 後、その際に周りに湿気取りぞうさんやビーズを置くと更に良いです」など、紙が濡れた時の対処法が寄せられています。


※画像提供:西 義之さん



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  • 好きな作家さんの被害なので聞いてて悔やまれる報告です。
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