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ジェイアール東海フードサービスが手掛ける人気スイーツ「ぴよりん」を、日立製作所 ・研究開発グループが徹底検証。振動を加える実験で、型崩れの原因などを調べました。
●かわいい姿のまま持ち帰る6つのポイント
ぴよりんは、JR東海・名古屋駅構内にある「ぴよりんSTATION カフェ ジャンシアーヌ」で販売されている人気スイーツ「名古屋コーチンのひよこプリン ぴよりん」のこと。ぷるぷると震えるほど柔らかく、愛らしいルックスが特徴の銘菓は名古屋名物として人気を集めているのですが、その柔らかさから形が崩れてしまうこともあり、持ち運びには注意が必要です。
そんなぴよりんの耐久性を、日立製作所の研究開発グループの有志たちが、鉄道部品の検査などに使われる機材を使って検証。ぴよりんに振動が加わるとどのような変化が起きるのかを調べました。
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横方向の振動を発生させると、機材にセットされたぴよりんはぷるぷると揺れ始めます。振動レベルを徐々に上げていくと、最大値に達したあたりで形が崩れてしまいましたが、この結果によって「想像していたよりも横揺れに強い」ことが分かりました。横揺れに強い理由は、プリンをババロアが包み込むような構造をしていることにあり、「意外と体幹が強い」と結論付けています。
次は縦方向の揺れを加えてみると、ぴよりんは簡単に崩れてしまうことが明らかに。ちょっとした衝撃でも体が浮き上がってしまい、着地するタイミングで皿の縁にあたって、体が崩れてしまうようです。テイクアウトで持ち帰る道中はぴよりんが浮き上がらないように気をつけることが重要としています。
日立製作所の検証結果を踏まえて、「おさまりが良い偶数(2個ずつ)で購入」「紙袋(保冷バッグ)を持つ時は、水平を保つ」「歩く時はゆっくりとできるだけ振動を与えないように」など、ぴよりんを崩さずにテイクアウトするための6つのポイントを披露しています。
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