○ アストロズ 11−5 ダイヤモンドバックス ●
<現地時間9月7日 ミニッツメイド・パーク>
ヒューストン・アストロズが13安打、11得点の快勝。先発した菊池雄星投手(33)は6回4失点の投球で今季8勝目を挙げた。
初回から2三振を奪う好スタートを切った菊池だったが、2回表、連打で無死一、三塁のピンチを招くと、7番ニューマンの適時打、9番ヘレラの犠飛で2失点。3回表を三者凡退で終えるも、打線が1点を返した直後の4回表、二死から7番ニューマンの3号ソロで追加点を許した。
アストロズ打線は4回裏、2本の適時打など4点を奪って逆転に成功。再び援護を貰った菊池は5回表、振り逃げと安打で一死一、二塁とするも、3番グリチェクを遊ゴロ、4番ウォーカーを遊飛に仕留めてピンチ脱出。6回表には、5番スアレスに25号ソロを浴びたが、後続3人を打ち取り、勝利投手の権利を持って降板した。
アストロズは6回裏、ジェレミー・ペーニャの15号3ランなど一挙5点を追加。2連勝を収め、試合終了時点でアメリカン・リーグ西地区2位のマリナーズに5ゲーム差をつけている。
この試合の菊池は6回99球を投げて7安打、無四球、6奪三振、4失点という内容。ブルージェイズ所属時は22戦で4勝止まりだったが、移籍7戦目で早くも新天地での4勝目を手にした。今季成績は8勝9敗、防御率4.31、キャリアハイの183奪三振を記録。石井一久氏を上回り、日本人左腕最多のMLB通算40勝目をマークした。