女性のみなさんは、化粧品の使用期限についてどのような意識を持っているのでしょうか。アンファー株式会社(東京都千代田区)が実施した「化粧品の使用期限」に関する意識調査によると、約8割が「守っていない/気にしてない」と回答したことがわかりました。また、化粧品を買い替えるタイミングについては「使用している化粧品が無くなりそうなとき」が最も多くなったそうです。
調査は、全国の15〜69歳の女性600人を対象として、2024年8月にインターネットで実施されました。
化粧品には、開封後の使用期限をメーカー側が定めている場合があります。また、メーカー側が明示していない場合にも、一般的な使用期限を調べ、意識的に古くなった化粧品を買い替えることが、衛生的な観点からも重要といいます。
そこで、「日ごろメイクをする」と回答した351人に対して、一般に推奨されている「化粧品の使用期限(開封後)への考え」を尋ねたところ、「使用期限を気にしており、守っている」と回答した人はわずか19.7%でした。
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一方、「使用期限を気にしているが、守れていない」(31.6%)や「使用期限があることは知っているが、気にしていない」(32.2%)、「使用期限があることを知らなかった/意識したことがない」(16.5%)などの意見を合わせると、約8割が化粧品の使用期限を守っていない、気にしていないことが明らかになりました。
また、「化粧品を買い替えるタイミング」としては、1位「使用している化粧品が無くなりそうなとき」(82.9%)、2位「使用している化粧品に飽きたとき」(14.2%)、3位「使用している化粧品に不満が出てきたとき」(12.0%)、4位「使用している化粧品の使用期限が近づいたとき」(11.7%)という結果になり、多くの人が、化粧品を買い替えるタイミングとして、使用期限を意識していないことがうかがえる結果となりました。