ヤクルト・澤井廉がプロ初本塁打　勝利につながる豪快3ラン「ホームランでチームを勝たせられるような選手になりたい」

○ ヤクルト 5 − 3 阪神 ●
＜22回戦・神宮＞

　ヤクルトは連敗を「3」でストップ。「6番・右翼」でスタメン出場した澤井廉外野手（24）が、プロ初本塁打となる右越え3ランを放った。

　ヤクルト打線は2回、7番・山田が11号2ランを左翼席へ運び先制。続く3回は二死一、二塁で澤井が、阪神先発・西勇のスライダーを右翼席へ運び、これがうれしいプロ初本塁打となった。

　投げては先発の高梨が6回途中4安打2失点の好投。リリーフ陣は阪神打線の反撃を1点に抑え、高梨は2年ぶりの白星となる今季初勝利（2敗）を手にした。

　試合後、プロ入り初のお立ち台に上がった澤井は「待望というか、やっと打てたホームランなのでとってもうれしかったです」と笑顔。今後の意気込みを問われると「村上選手のように、ホームランでチームを勝たせられるような選手になりたいです」と語り、勝利を見届けたヤクルトファンから大きな拍手を浴びた。