俳優・二宮和也が主演を務める、TBS系日曜劇場『ブラックペアン シーズン2』(毎週日曜 後9:00)の第9話が、8日に放送された。以下、ネタバレを含みます。
【写真】渡海先生が再登場!ファン歓喜のシーン 原作は、海堂尊氏の小説「ブレイズメス1990」「スリジエセンター1991」(講談社文庫)。日本の医療問題を、エンターテインメントを通して提起し続けてきた海堂氏。2018年4月期に放送されたシーズン1では、二宮和也が天才的な手技(縫合技術)を持つ外科医・渡海征司郎を演じ、見事な手捌きやダークヒーローっぷりでその演技力を絶賛されていた。満を持して6年ぶりに日曜劇場に帰還。前作のスケールと興奮を超えるメディカルエンターテインメントを繰り広げる。
第9話は、幼少期から心臓に疾患があり、ついに倒れてしまった天城(二宮和也)。佐伯(内野聖陽)が執刀し世良(竹内涼真)とともにオペを進めるが、助かるにはダイレクト・アナストモーシスと佐伯式を同時に行うしかない絶体絶命の状況。
そんな中、オペ室に現れたのはなんと天城の双子の弟である渡海(二宮和也/2役)だった。佐伯にダイレクト・アナストモーシスができるか尋ねられると「やりませんよ俺は。あんなギャンブルみたいなこと」と、微笑しながら言い放ち…。はたして、天城の命を救うことはできるのか!?
そして、天城がオペの際にシャンス・サンプル(二者択一)を行う理由やダイレクト・アナストモーシスが生まれたきっかけ、そして切ない過去が明らかに…!また、ブラックペアンに隠された過去とは…というストーリーだった。
ダイレクト・アナストモーシスと佐伯式を同時に行うという難しいオペを成功させ、天城の命を救った渡海。世良の「6年間、頑張ってきました。なんか言ってください」という言葉に「お前、(1億円の貸しがあるのに)1円も振り込まないから辞めたのかと思ってたよ」と、らしさ全開の返しをみせた渡海は「ここまで来て(天城を)殺すなよ」と、世良に残りの作業を託してオペ室を後にした。
その後、第9話ラストまで渡海の姿はなく、視聴者からは「渡海先生はまた消えちゃったのかな」「もう渡海の出番終わり?」「渡海先生、ツンデレ健在で安心しました」「撮影的に難しいだろうけど天城との2ショットシーン見たいな」などの声が寄せられている。