限定公開( 28 )
小田急電鉄は9日、2029年3月の運行を目指して新型「ロマンスカー」の設計に着手したことを発表しました。
新型ロマンスカーは、1996年にデビューしたEXE(30000形)の代替(※)かつ、2023年に引退したVSE(50000形)の後継として位置付けるといいます。
(※)リニューアル工事を実施した2017年デビューのEXEαを除く未更新車
VSEは先頭車両に展望席を設けるなど、箱根観光の主力として2005年にデビューした車両。EXEは観光に限らず、通勤やショッピングの足としても多くのユーザーに利用されてきた背景があります。
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同社はこれまでの伝統や歴史、たくさんの利用客とともに育んできたロマンスカーブランドを継承しながら、国内外の利用客により一層上質な移動時間を提供できる車両にすることを目指し、約1年間でコンセプトやデザインの検討を深度化していくといいます。
なお新型ロマンスカーの内外装デザインはCOA一級建築士事務所が手掛け、車両設計はこれまでのロマンスカー製造に関するノウハウや実績を有する日本車輌製造が担当します。
●SNS上でも期待の声
同社が2027年4月に小田急線(新宿〜小田原間)の開業100周年を迎えることから、次の100年をけん引できる車両として開発に着手した新型ロマンスカー。SNS上でも新型車両に対し「これは楽しみ」「ワクワクするような新型ロマンスカーに期待しています」などの声が多数寄せられています。
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