マクドナルド、スタッフの“髪色自由化”を発表　「自己表現の1つとして自分らしい働き方をしてほしい」

　日本マクドナルドは10日、多様な人材が活躍できる環境づくりの取り組みの一環として、店舗アルバイトスタッフのアピアランスポリシーを改訂し、髪色を自由化することを発表した。

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　同社は店舗スタッフの身だしなみについて「髪色」「つめ」「ユニフォーム」などの項目で基準を設けている。今回は「髪色」に関する制限をなくすことで「髪色を自己表現の1つとして自分らしい働き方をしてほしい、また自分らしく働くことによってさらにポジティブに仕事に取り組んで欲しい」などとした。

　同アピアランスポリシー改定前にテスト導入をした大阪府のマクドナルド天王寺北口店では「好きな髪色にすることで、より仕事のモチベーションも上がった」「自分らしさを認めてもらえているように感じる」「髪色を問わなくなったことで、より会話が生まれる、活気のある良い職場になった」という声があったとし、同社は「自分らしく働ける場」としての友人紹介にもつながっていると報告。4月には昨年よりも約3倍のスタッフを採用できたとした。