暑い時期でもつるつると食べやすく、作る手間も少ないそうめんをまるごと凍らせた冷凍弁当レシピに247万回再生の反響があり、「そうめんを凍らせるのも、お弁当にする発想もなくて驚いた」「天才だ!!」などのコメントが寄せられている。レシピを投稿したのは、忙しい社会人向けにまるごと冷凍弁当レシピを発信しているおすぎさん(@sugimeal)。「温かいお弁当だと夏は食欲がわかない」という視聴者のリクエストから冷たく食べられるそうめんの冷凍弁当を思いついたという。思いつきそうで思いつかなかったアイデア、そうめんの冷凍弁当をうまく作るコツとは。おすぎさんに話を聞いた。
【動画】「天才やん!」247万回再生された冷凍素麺弁当レシピ、キンキンに冷やして食べるポイントも■茹で時間を40秒に短縮して冷凍することで、麺の美味しさを保つ
――そうめんの冷凍お弁当の動画が247万回再生の大反響でした。「そうめんの冷凍弁当」を作ろうと思ったきっかけや着想のヒントになったことについて教えてください。
「この動画を投稿する前から、忙しくて自炊が続けられない社会人向けに「まるごと冷凍弁当」の作り方を発信していました。ありがたいことに沢山の方に参考にしていただいて、コメントで「温かいお弁当だと夏は食欲がわきません。冷たい冷凍弁当はできませんか?」というリクエストをいただいたのがきっかけで、素麺弁当を作ることにしました」
――冷たい冷凍お弁当はレシピ考案が難しそうですね。
「まるごと冷凍弁当は、衛生上の理由で必ず食べる直前に加熱することをおすすめしています。なので、普通は冷たいお弁当として食べることは出来ないのですが、麺のお弁当ならつゆをしっかり冷やしておけば、温めた麺や具を冷やして食べられるのでは?と思いついて、このレシピが出来ました!」
――より美味しく作るコツ、調理時の注意点を教えてください。
「美味しく作るためには、通常より短時間で茹でるのがポイントです!動画で使っている麺は通常1分半〜2分茹でますが、冷凍弁当にする場合は40秒程度が丁度良いです。また、サッと茹でた麺は流水で急冷したあとに、しっかり水気を絞るのも重要ですね!麺が余計な水分を吸ってふにゃふにゃになってしまうことを防げます。あとは他の冷凍弁当レシピにも共通する注意点として、完成品は素手で触らないことなどいろいろなポイントがありますが、「百聞は一見にしかず」なのでぜひYouTube本編の横長動画の方をご覧いただけると嬉しいです!」
■紹介するのは、“簡単”、“節約”、“栄養”、すべてのバランスが取れた冷凍弁当レシピ
――5日間の冷凍弁当は毎週どのタイミングで作られているのでしょうか。
「土日休みの会社員だった時は、大体土曜日の夕方に作っていました。1週間の疲れもあって、土曜日の午前中はゆっくり起きて溜まった家事などをこなし、ようやくやる気の出てきた夕方から作り始めることが多かったです」
――「冷凍して味が落ちないの?」という声もありましたが、そちらに対してはどのように感じますか?
「冷凍弁当という少し変わったアイデアを投稿しているので、様々なご意見をいただきますね。味の変化に関しては、もちろん出来立てと全く同じ美味しさとは言えない部分もあります。ただ、本来の目的はなるべく手間を減らして、節約もしつつ、栄養バランスも考えて、美味しいお弁当を作ることです。どれか1つの要素に特化するのではなく、どれも大事にしながらバランスの良いところを狙ってレシピを作っています。私自身ごはんが美味しくないと元気が出ない性格なので、ちゃんと美味しいと思えるレシピしか公開していません。作ってみたけどあまり美味しくなくて、お蔵入りにしたレシピも実は結構あるんですよ。実際にレシピを参考に作っていただいた方からも、美味しかったという声をたくさん頂いています! 」
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