「オニツカタイガー」保有のアシックス、“酷似するスニーカーを販売”クラシカルエルフ訴訟提起へ
1
2024年09月10日 16:50 ORICON NEWS
ブランド「オニツカタイガー」を保有するアシックスが10日、不正競争防止法違反を理由として、クラシカルエルフに対して販売行為の差止等を求める訴訟を東京地方裁判所に提起したことを発表した。
【写真】“酷似”とされたオニツカタイガー主力商品のひとつ「DENTIGRE LS」 同ブランドの主力商品である「DENTIGRE LS」「DENTIGRE PUFF」「DELECITY」について、「それぞれ特徴的でユニークなデザインを有するスニーカー」とし、それらに酷似するスニーカーをクラシカルエルフ社が販売していると判断。
アシックスは「不正競争防止法第2条第1項第1号」を理由に、それらスニーカーの販売中止や在庫の廃棄、不正競争行為が行われないことを確認するために必要な情報の開示等を要求したが、「クラシカルエルフ社は、一部の要求事項には応じたものの、その余は拒み続けたため、誠意ある対応が見られないと判断し、今回の訴訟提起に至りました」と説明した。
発表で「Onitsuka Tigerは、たゆまぬ企業努力により培ってきたブランド価値を毀損する行為を看過することはできません」と訴え、「Onitsuka Tigerでは製品デザインなどを含む知的財産を重要な経営資源と位置付けており、不正競争行為を含め、知的財産権を侵害するような行為に対しては断固たる措置を講じ、厳正に対処していく所存です」とコメントした。
Copyright(C) 2024 oricon ME inc. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。