家族との食事は、家族団欒の時間になる場合も少なくないでしょう。みんなが顔を合わせるので、その日の出来事を話すこともありますよね。しかし食事中に、家族がスマホをいじったり動画を観たりしていたら……? ママスタコミュニティのあるママから、こんな相談がありました。
『旦那は食事中にスマホの動画を観るので、ずっと注意しています。実況中継みたいな動画なので、撮影側が興奮したりすると甲高い声になるのでうるさいです。旦那の言い分は「食事中にテレビを観る家庭もあるでしょ。それと何が違うの?」です。子どもへの影響も心配だから、やめさせたいのですが……』
旦那さんが食事中にスマホで動画を観ていて、それを不快に感じる投稿者さん。スマホから流れる音が耳障りなことに加え、家族との会話がなくなってしまうこともあり、食事中に観るのはやめてほしいと感じています。一方で旦那さんはスマホとテレビは同じと考えているようですね。テレビやスマホを食事中に見ることに関しては家庭によって、いろいろな考えがあることでしょう。他のママたちからも意見が届いています。
食事中のテレビとスマホ。ママたちはどう考える?
『テレビをつけて食べるのはマナーが悪いという意見は、私からすると意味がわからない。テレビを観ながら家族と笑って会話することもある』
『テレビはみんなで観るけれど、スマホは自分だけじゃん。話もできないよね』
『テレビと違ってスマホは誰かと一緒に食事しているときに共有できないし、会話の話題にもできないからなし。みんなで同じものを観られるかどうかで判断かな』
旦那さんはスマホとテレビは同じようなものと考えていますが、スマホは1人で観て楽しむことが多く、テレビは家族みんなが観られるという違いがあります。テレビは流れてくる映像に対して家族みんなで笑ったり意見を言ったり共有できるので家族団欒の一役を買うこともあるでしょう。しかし今回の場合、旦那さんは1人でスマホの動画を観ているので、他の家族との会話も生まれません。そこが問題でテレビとスマホを同じする旦那さんの考えには、賛同しかねるとの意見もあります。
食事中に動画を観る旦那さん。対応策は?
イヤホンをしてもらう
『「どうしても観るのをやめたくないならイヤホンをして。音がうるさい!」と言ってイヤホンをしてもらう』
旦那さんが観ている動画の音に関しては、イヤホンをしてもらうことで解決できそうです。旦那さんが動画と一緒に大声で笑ったり叫んだりしない限りは、音を気にせず家族は落ち着いて食事ができるのでしょう。
旦那さんと食事のタイミングや場所を変える
『投稿者さんが静かに食べたいというなら、旦那とは時間をずらすのもありかも。「一緒に食べたいときは観ないでね。観たいなら食べる時間をずらして、片付けも自分でしてね」と』
『1人で別室に行ってもらう』
どうしても旦那さんが動画を観ながら食事をしたいと言うならば、投稿者さんやお子さんの食事の時間をずらしたり食事の場所を変えたりするのはどうでしょう。旦那さんは1人で気兼ねなく動画が観られますし、投稿者さんたちも動画の音を気にすることもなくなります。旦那さんを含めた家族の会話はできませんが、投稿者さんとお子さんは食事に集中ができるのではないでしょうか。ただこの方法の場合は旦那さんが食事中に集中しないこと、家族との会話がないことは変わりありません。また今後、子どもたちが旦那さんの真似をする可能性もあります。
スマホを観るのをやめてもらう
『「子どもが食事に集中できないから」と言うのはだめなの?』
『「ご飯を作った私が嫌だから、失礼だからやめろ」とマジトーンで言ったら、びびってやめた』
旦那さんが音を出しながら動画を観ることで、子どもたちも食事に集中ができなくなってしまいます。むしろ不快な思いをしながらの食事になっているのは、家族にとっては好ましくないことといえます。投稿者さんもやめてほしいと思っているのですから、本気で怒ってもよいのではないでしょうか。あるママも旦那さんに話したそうですよ。その真剣な言い方が旦那さんを怖がらせたのか改心したのか、それからは旦那さんは食事に集中するようになったとコメントが寄せられました。
旦那さんとは話し合った方がよさそう
『理由がなんにせよ。片方が嫌と言っているのにやめないのは、おかしいと思うな』
食事中に旦那さんがスマホの動画を観ることで、投稿者さんは不快な思いをしています。それを伝えても、旦那さんはやめようとはしません。子どもたちにも示しがつきませんし、何よりもせっかく作ったご飯をないがしろにされているようで投稿者さんも嫌ですよね。そして今回の大きな問題は、投稿者さんが嫌がることを旦那さんが平気でしていることではないでしょうか。もちろん夫婦でも価値観の違いがあるのは仕方ないことですが、耳を傾けず相手の気持ちを考えない……この先も同じことが続いてしまうと夫婦の間に溝ができてしまう恐れもありますね。どちらかが大きな我慢をするのではなく、お互いの意見を取り入れて妥協点を見つけていくことが求められるのかもしれません。
文・こもも 編集・ここのえ イラスト・Ponko
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