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中国通信機器大手のHuaweiは9月10日(現地時間)、世界初の三つ折りスマートフォン「HUAWEI Mate XT」を中国国内で発表した。折りたたむとスマートフォンと同じフットプリントながら、広げると10.2インチのディスプレイが現れる。
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ディスプレイは、スマートフォンライクなシングルスクリーン(6.4インチ)、デュアルスクリーン(7.9インチ)、トリプルスクリーン(アスペクト比16:11の10.2インチ)の3種類の使い方が可能。内側と外側のどちらにも曲げても強度を保てるよう耐屈曲性を備えた3Kディスプレイを搭載し、ヒンジは26個の精密カムや高強度金属を使った「Tiangongヒンジシステム」を採用する。
メモリは16GB、ストレージは256GB、512GB、1TBを用意。搭載するSoCについては明かしていない。リアカメラは、5000万画素メインカメラ、1200万画素の超広角カメラ、1200万画素の光学5.5倍望遠カメラを搭載(デジタルズームは最大50倍まで)。メインカメラにはF1.4からF4.0まで10段階の可変絞りが可能。800万画素のフロントカメラも用意する。OSは「HarmonyOS 4.2」。
バッテリー容量は5600mAh、66Wの急速充電、50Wのワイヤレス充電をサポートする他、通信衛星「天通」を使ったダイレクトでの衛星通信サービスにも対応する。重さは298g、厚さはシングルスクリーン時で12.8mm、デュアルスクリーンで7.45mm/4.75mm、トリプルスクリーンで3.6mm/3.6mm/4.75mmだ。
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価格は、256GBモデルが1万9999元(日本円で約40万円)、512GBモデルが2万1999元(約44万円)、1TBモデルが2万3999元(約48万円)。
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