俳優の前田拳太郎&奥智哉が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『君とゆきて咲く〜新選組青春録〜』(毎週水曜 深0:15※一部地域を除く)の最終話が、ついに今夜放送される。
【最終回場面カット】激動の幕末を疾走してきた大作×丘十郎のラスト 水曜深夜の『スーパーバラバラ大作戦』枠に誕生する“シン・時代劇ドラマ”である本作は、日本漫画史に燦然たる功績を残した手塚治虫氏(※塚は旧字体)の隠れた名作『新選組』を初映像化。幕末という混沌の時代を閃光のごとく駆け抜け、はかなく散った隊士たちの青春をいまだかつてない視点とスタイルでエモーショナルに描く。
最終話では、坂本龍馬(佐藤流司)との交流があだとなり、鈴木三樹三郎(松本仁)の策略によって間者の疑いをかけられてしまった深草丘十郎(奥)。有無をいわせずこのまま処刑となってしまうのか。
隊内に緊張が走る中、はからずもその矛先を転じたのは、三樹三郎の兄・伊東甲子太郎(駒木根葵汰)。先日、長州藩のリーダー・桂小五郎(荒牧慶彦)に接触した甲子太郎は、“真の裏切り者”の名を幹部たちに暴露する。
新選組に紛れこんでいた長州側の間者とは、ほかでもない鎌切大作(前田)。その真実を知った新選組局長・近藤勇(高野洸)は、はたしてどんな判断を下すのか。
一方、嫌疑が晴れた丘十郎は大作の裏切りを知らされ、がく然。ショックを隠せない丘十郎に対し、副長・土方歳三(阪本奨悟)は非情にも隊士としてなすべきことを命じる。それは、“真の裏切り者”である大作を斬れ、という非情な指令だった。
皮肉にも、京の町は大作と丘十郎が「一緒に花火を見よう」と約束していた祇園祭でにぎわっており、2人は満開の花火が夜空を彩る中、ついに刃を交えることに。“出会ったときから敵同士”だった2人、その愛、友情、憎しみが行きつく先はどこなのか。
4月からの2クール、激動の幕末を疾走してきた大作×丘十郎は最後、どんな運命をたどるのか。そして時代に翻弄され続けてきた新選組はどこへ。隊士たちそれぞれがたどり着いた“誠”が描かれ、衝撃&感動のラストが待ち受ける。