9月8日の『サンデー・ジャポン』(TBS系)にピン芸人のやす子が生出演。やす子は、8月31日から2日間にわたって放送された『24時間テレビ47』(日本テレビ系)で毎年恒例のチャリティーマラソンのランナーを務めていた。
「番組内では激走を振り返っていました。ご褒美として、いちばんほしいものを聞かれた際には“休日がほしい”と即答。今やテレビで見ないほどの彼女がチャリティーマラソンもこなしたため、さすがにお疲れだったようです。マラソンの走行中に左足を痛めましたが、今は治っていると明かしました」(スポーツ紙記者、以下同)
募金総額約4億3800万円
やす子は本番に向けて、6月末からマラソンの練習を開始していたという。
「スケジュールの都合上、なかなか時間は取れなかったそうですが、週に1〜2回は走るよう調整していたそう。彼女は高校時代に児童養護施設にお世話になっていた時期があり、今回は“全国の児童養護施設に募金マラソン”と題して、実施されました。『24時間テレビ』全体の募金と分けて、その全額が全国600か所以上の児童養護施設に寄付される予定です」
ただ、このマラソンは直前に不測の事態に陥ることに。
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「当初は1000人を超える市民ランナーとともに走る予定でしたが、台風10号が接近中だったため、安全面を考慮して市民ランナーの参加は中止に。横浜市にある『日産スタジアム』内をやすこさんひとりで周回することになりました」
まさかの代替案に厳しい声が上がった。
「ぐるぐる回るだけの周回コースはランナーからしても景色が変わらず、酷なものだというのは考えられるはずですし、事前に台風の影響を考慮して、周回コース以外の代替案も検討できたはずだという意見がネット上で散見されました。
雨が弱まった9月1日の午前6時半ごろからは『日産スタジアム』から『24時間テレビ』の会場である『両国国技館(以下、国技館)』へ。自身のキャッチフレーズである“はい〜”にちなんだ81キロを見事に走り切り、募金総額は約4億3800万円に上りました」(テレビ局関係者)
何度も休憩を挟み、テーピングをしながら走り続けたやす子に感動する視聴者が多かった一方で……。
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「7日、登録者数50万人を超えるYouTuber『三納物語』が、やす子さんが走った『国技館』までの道を徒歩で移動する動画を投稿したのですが、そのタイムに注目が集まっています。やす子さんは9月1日の午前6時半に『日産スタジアム』を出発し、『国技館』に到着したのは、20時41分。“走って”14時間以上かかりましたが、『三納物語』は同じ距離を“歩いて”約9時間で到達してしまったのです」(芸能ライター)
《故意に遅延させてる》
この芸能ライターが続ける。
「『日産スタジアム』から『国技館』まで休憩なしで“歩いた”場合、7時間で到着するんです。『三納物語』も多少の休憩を挟みながら、9時間ほどで到達。やす子さんは走っているにもかかわらず、休憩なしで歩いた場合と比較すると、2倍の時間がかかっていることになります。『三納物語』は“やす子さんは何も悪くないですからね”とエクスキューズを入れたうえで、日テレサイドに疑問を呈していました」
ネット上では、
《やす子散歩どころか、目的地まで故意に遅延させてる牛歩戦術じゃん》
《24時間テレビのマラソンが演出だってことを伝えてくれてありがとう!!かかってる時間考えたらなんかおかしいなと思ったわ》
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と、日テレへの不信感が募っている。
「やす子さんは途中雨宿りをしたり、間食を摂ったりして栄養補給をしていたのでしょうが、さすがに14時間は長過ぎるのでは。20時41分に『国技館』に到着しましたが、これも“番組終了ギリギリになんとかたどり着いた”という演出と思わざるを得ないでしょう」(前出・芸能ライター)
昨年、募金の“ネコババ問題”が発覚した『24時間テレビ』だが、完全な信頼回復にはまだ時間がかりそうだ。